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猶太と世界戰爭
U 猶太と世界戰争

四、世界大戰へと驅り立てるもの

日支事變の當初以來少數の憂國の士が聲を嗄らして、日支事變とは本質的に見て日猶事變であることを強調し、以て朝野の正當な認識を要求して來たにも拘らず、永年の猶太の宣傳と猶太的教養に災せられた朝野の自由主義者達は殆どその警告に耳を貸さうとしない許りか、却つてそれをナチス獨逸の模倣であるかの如くにさへ見做して、自己の猶太性を反省することを肯んじないのである。これはわが國に於ける猶太戰術の成功の證左であつて、英米を除く歐洲が既に次第に猶太支配を脱しつつあるにも拘らず、猶太獨裁下にある英米の宣傳下にあるわが國の自由主義インテリ層は、今なほ獨伊が第一次世界大戰の前後にあつたのと同じ状態に彷徨してゐる。而して猶太問題の認識に關する日本朝野のこの落伍は、猶太に取つては最も好都合の状況であつて、第二次世界大戰の危機の原因も正にこの點にあると言つても、さまで言ひ過ぎではないのである。それ故に我々は先づこの一小論の冒頭に當つて、多くの場合に故意的であるかに見える日本朝野の猶太問題に關する認識不足の一例を拾つて考へて見ることにしよう。
それは、最近のわが國の讀書界を賑わしてゐる佛蘭西系猶太人モーロアの「フランス敗れたり」の場合である。出版社も譯者も金儲けの仕事であらうから深く咎めないとしても、その著の推薦者が、その猶太的教養のために猶太の宣傳にのみ敏感なインテリ階級の者である許りでなく、最近その性格を諸方面より疑はれてゐる所謂新體制派の重要なるポストにある者等であるに至つては、日本的日本人は決して默視してゐることは出來ないのである。幾千年來裏切・嘘・搾取・殺戮をエホバの神命として實行し來つた猶太は、このモーロアの場合にも佛蘭西の眞の敗因を隱蔽して、浮薄にしてセンチメンタルな自由主義インテリ層の理解に適する如き事情のみの拾ひ上げ、その點のみを強調して自己の罪業を抹殺し去らうとしてゐる。それ故にその所説は、事實の點では嘘でない要素を含んでゐるにもせよ、最も根幹的な事實を抹殺してゐる點から言へば、全體としてはこれより大きな嘘はないのである。然らばこの場合に何が隱蔽され抹殺されてゐるかと言ふに、佛蘭西の敗因の最大なるものが猶太の專横に對する佛蘭西人の反感であり、猶太の指令下にあるフリイ・メイスン祕密結社の社會的獨裁に依る佛蘭西人心の委縮であつたといふ事實である。その他混血に依る民族的素質の低下等の原因も加はつてゐたであらうが、何と言つても最大の敗因は上述の二つなのであつて、猶太の專横の事實は、財界に於けるロスチャイルド一家を始めとする猶太獨裁のことは論外とするにしても、なほ人民戰線政府首相ブルム、永年の植民相マンデル、前文相ジャン・ゼーの惡業のみを數へても充分明瞭であらう。ブルムの如きは、百萬長者でありながらも社會黨を率ゐることによつて純佛蘭西人を搾取することを企てて來た許りでなく、佛蘭西人を性的に腐敗させるためにはわが國に於ても發禁となつた「幸福論」をさへ書いたのであるし、マンデルは、その植民相時代に佛蘭西の植民地を實質上の猶太植民地とし、日支事變下の我々としてとしては未だ記憶に新たな佛印經由の重慶援助を敢行した許りか、敗北佛蘭西の最後のレーノー内閣にあつては内相の地位に据つて、愛國佛蘭西人を無數に投獄又は虐殺することによつて佛蘭西が猶太獨裁を逃れて獨伊に呼應しようとするのを防がうとしたのである。ジャン・ゼーは教育の猶太化に依つて佛蘭西を永久に骨拔きにして猶太獨裁の基礎を固めんとしたのであるが、その佛蘭西國旗を嘲罵し呪詛した詩に依つて佛蘭西愛國陣營の憤激を買つてゐたのてある。なほ敗因の第二の原因として數へられた祕密結社に關しては、その歴史乃至性格に關しては今は敍述する紙面を持たないが、それが猶太の世界政策の機關であることは現在では世界の常識であるから、ここにはその佛蘭西に於ける代表者の名を多少擧げることで滿足しよう。即ち多少過去に溯るならば、ポアンカレー、ブリアン等の大統領又は首相があり、近來ではショータン、ザロー、ダラジエ、レーノー等何れもさうでないものはないのである。大臣級に至つては、猶太人に非ずんば祕密結社員であつたといふのであるから、今更名を擧げる暇はない。かくて歐亞黒色混血の異民族猶太の獨裁下にあつた佛蘭西人は、歐洲民族である獨逸軍を敵とは見ず、寧ろ解放者として迎へたい衝動に驅られたのであつて、この心理的の動きを知る事なしちは、如何に裝備の點では劣弱であつたとは言へ、幾十萬の軍隊がかくも容易に獨逸の軍門に降るといふことは不可能でなくてはならぬ。殊にこの後ペタン政府が國内改革の第一として先づ猶太人を公的地位から退け、フリイ・メイスン祕密結社を斷乎として解散し、昨年十一月以來その暴露的展覽會を巴里に開いて喝采を博してゐるのみか、前述のブルム、マンデル、レーノー、グラジエのみならず、精神分析猶太人フロイド、獨逸系逃亡猶太人ステファン・ツヴァイク、エミル・ルードヴィヒ、十九世紀に溯ってはハイネに到る迄を發禁にしてゐる事情も、上述の佛蘭西人の心理を實證してゐるのである。そして之を獨逸の強要であると言ふのは、猶太崇拜が不治の病となつた盲目者流のみの場合である。
勿論かく言つても、我々は敗戰の罪の全部を猶太と祕密結社とに歸する者ではないのであつて、佛蘭西朝野が久しく猶太のかかる專制を許し續けてゐた無氣力さに大きな不滿を感ずるのであるか、しかし幾千年に亙つて裏切・嘘・搾取・殺戮を神命として來た猶太の巧妙なる侵略戰術を想ふ時、深き同情を感じないでは居られぬのである。殊にモーロアの著作の如きわが國の朝野に無批判に讀まれてゐることを顧みる時、敗北佛蘭西の思想界が我々に取つても單に外國のそれであるとは感ぜられないのである。猶太人に取つては、その在籍國そのものが自己に利を齎らし、從つてまた自己の世界支配の完成に役立つ場合には、それを愛する如く裝ふのであるが、その見込の失はれる場合には、昨日までの表面上の祖國をも今日は敵國として少しも良心に痛みを感しないないのが常であつて、敗戰を待つ迄もなく「祖國」佛蘭西を捨てて米國に逃避した「佛蘭西軍人」モーロアの行動も、決して例外ではないのである。これは最近に於て英國系上海猶太人の多くが、英本國の敗色を見て逸早く米國に國籍を移しつつあるのと揆を同じくしてゐる。それ故にもしわが國の朝野にして眞に歐洲新秩序の目指す獨伊との同盟に忠實であらうと欲するのであるならば、モーロアの如き者の著作に對しては必ず充分の批判を以て臨まなくてはならない。然るに殘念ながら日本に於ける猶太認識は、敗戰佛蘭西に於けるインテリ層のそれと同一程度であり、前世界大戰に於ける敗戰獨逸のインテリ層のそれとも同一傾向であつて、事變下數年の今になつてもなほ日本の對支出兵の全部を××主義とする東亞聯盟論乃至國境抹殺の惡平等主義の東亞共同體論の如き祕密結社的敗戰主義乃至猶太的超國家主義が横行する餘地のある事さへ、丁度敗戰佛獨の當時と同一の樣相を示してゐるのである。

時局便乘の赤色乃至桃色主義者が僞裝して皇道主義又は國體科學等の名の下に横行してゐるわが國の現状が、上述の猶太認識の劣弱さに大いに起因することは、赤色乃至桃色主義の總本山が猶太であることから推察されるであらうが、なほこの猶太認識の不足に由來する驚くべき他の錯覺の例が、これまた現在のわが國の重要識者層にある人に於て見られるに至つては、緊迫せる現下の世界情勢の眞只中に東亞乃至世界新秩序に邁進しつつあるわが國としては誠に心細い限りであると言はれねばならない。即ち、最近の米國の對日侵略攻勢を衝いてアングロ・サクソン民族のみの野望であるとする如き主張がそれである。これは現在の米國の眞の支配者が何者であるかに對する認識不足から來るのであつて、討英の場合ならば或は表面的にかく主張することも適切であらうが、本來歐洲各國人の寄合世帶であり、また多くの黒人のみならず、五百萬の猶太人をも含有する米國に對しては、たとひアングロ・サクソンが數に於て優勢であるとしても、かの野望をアングロ・サクソンのみに歸することは適切ではないであらう。殊に今では世界の常識である通りに、デモクラシー國の眞の主人は猶太人であり、米國もまた例外でないことを知る場合には、かかる言説は由々しき不公正でもあるのである。而してもし萬一にもこの場合のかかる言説が單なる認識不足に基くものではなくて、米國に於ける猶太に節操と信義とを賣るものであつて、皇國の民としては之に過ぎる恥辱はないのてある。然もこの後の場合も亦猶太の本質に對する無智から來るのであつて、この民族幾千年の罪業史が明示してゐる通りに、猶太は相手が劣弱であることを見れば、それに依つて必ず輕蔑と虐待とを増して來るのである。民族神エホバの數十五を形成する千九百十四年(1914=15)に第一次世界大戰を惹起せしめて味を占めた猶太が、同じ數を形成する千九百四十一年(1941=15)に何を目論んでゐるかを洞察する精神力なしに外交をすることは、子供の火弄り以上に危險である。防共協定が防猶協定であることを知らなかつたが爲にそれを空文化した過去の苦い經驗を忘れて、日獨伊同盟もまたその眞の意味に於ては防猶同盟である事を知らぬならば、それもまた或は空念佛に終るかも知れないのである。
然らば最近の日米間の危機の眞因は何であるかといふのに、これまた猶太の世界支配計畫の一翼をなすところの猶太の東洋攻略策の結果であるに過ぎない。即ち猶太に取つては、自己の獨裁下に置いたと確信した歐洲が獨伊の擡頭に依つて自己の支配を脱せんかに見える状勢を有利に轉囘させるか、或は少なくとも歐洲を喪失する代償として東洋を自己の勢力下に置き度いのである。それ故にこの爲には、佛蘭西に於けると同じく猶太的フリイ・メイスン結社の勢力を用ひて、米國人を戰場へ驅り立てんとし、或はかの祕密結社員のみで形成されてゐる重慶政府を援助して、猶太とこの結社との年來の豫定である第二次世界戰爭を勃發させ、以て猶太の世界支配を完成しようとしてゐるのである。
かくて現在の米國が如何なる程度に猶太獨裁の下にあるかを述ぶべき順序となつたが、紙面の都合で極めて簡單に記述しなくてはならないのは殘念である。先づウォール・ストリートが完全に猶太支配下にあり、軍事工業もまた然りであることは、英佛等と同樣である許りか、新聞・ラジオ・映畫等もまた然りであるが、特に我々の注目に値するのは、祕密結社の高級會員ルーズヴェルトを取卷く者が猶太女を細君とするハル外相を除いては大部分猶太人であることである。之は既にウィルソン大統領時代から然りであつて、ジュー・ディールと稱せられるニュー・ディールも發案實行共に猶太の手でなされたのである。ジョンソン將軍に依つて亞米利加の最有力と稱せられる高等法院判事フランクフルター、實力上の大統領と稱せられるバルーフ、ウォール街猶太人の多くと姻戚關係にあるモーゲンソー財務長官、女勞働大臣として各種勞働組合の指導者であるパーキンス等の名は、それだけで既に米國の猶太支配の實状を語るに足るのである。ルーズヴェルト大統領の親戚の者で、彼の政府に反抗する者は必ず不慮の死を招くこと多くの實例を以て證明してゐる者さへあるのである。ニューヨーク州知事もニューヨーク市長も猶太人であることは言ふまでもないし、また世界的に強力な權限を有する猶太法師ワイズも米國に居住してゐる。
以上の米國の實状を知る時、かの猶太の世界戰爭への計畫がどうして實現の可能性がないと言ひ得ようか。

茲に於て我々は急ぎ筆を轉じて、今囘の歐洲戰爭の裏面の意義を明らかにし、それもまた日支事件が日猶事件であるのに照應して、單なる獨英・伊英戰爭ではなく、結局は獨猶・伊猶戰爭であることを述べて見たいと思ふ。
勿論かく言つても、今囘の歐洲戰爭の意味が獨伊對猶太の戰爭であることで全部盡されるといふのではないが、しかし英國の眞の主人が、國際猶太人であり、またクロムウェル以來の猶太との密接な關係からして血液的にも猶太化してゐる英國貴族階級であり、更にまたかの英國を中樞とする處のフリイ・メイスン祕密結社であることを知るならば、今囘の戰爭の意味はこれ以上の説明を俟たないでも明瞭であらう。然しこれは、ヒットラー總統が口を開く毎に指摘してゐる事實であるが、猶太問題に關する認識のない日本通信員の手にかかる時には、英國の國情のみならずヒットラー總統が特に強調してゐる事までもが、多くの場合に不明になつてしまつてゐる。とにかく今囘の歐洲戰では、獨伊の勢力の及ぶ所からは猶太勢力は容赦なく退却させられてゐるのであるが、それが獨伊の占領區域に於ては、その國人の熱心な支援を受けてゐるので、單に前述の如き佛蘭西の場合のみならず、例へば白耳義或はルーマニアの場合もまた然りである。かくて既にニーチェが豫言した通りに、二十世紀の歐洲は、全く猶太の支配に屈するか或は猶太の全部的撤退となるかの大變革期に到達してゐることが實證されつつあるのである。それ故に近來の米國の抗獨狂躁と救英狂態とは、反日狂氣とは意味を異にしてゐるのであつて、對日の場合には猶太の攻勢であるものが、對獨伊の場合は猶太の守勢となつてゐるのである。然しこれを經濟的方面から言ふならば、獨逸の金本位制經濟組織脱却に對する猶太の反撃に外ならない。即ち獨逸の實行してゐる如き新經濟制度が次第に世界に擴大して行く時には、世界の金の七、八割とかを獨占してゐる猶太に取つては、神命に依る世界支配の資金として世界から掻き集めたこれらの金もその偉力を失つてしまふことになるので、ここにも猶太が死力を盡しても獨逸と爭ふべき理由があるのである。茲に於て自巳の軍隊を有せず、また自ら劔を取つて前線に立つことを喜ばぬ猶太は、前大戰の時の英猶協定の先例を踏襲して今囘もまた英猶祕密協定を結び、英國を先づ戰線へと驅り立てたのであるが、然もその英國の形勢日に非なるを見ては、デモクラシー擁護の名の下に今や米國をも戰線へ驅り立てようと畫策してゐるのである。然し前の世界大戰の苦い經驗を持つ米國には、二百數十の反猶團體があると稱せられる如くに、眞の米國は參戰を欲しないので、ここに猶太の代辯者であるルーズヴェルト政府の最近の狂態が生じてゐるのである。
かくて我々はここに於ても英國に於ける猶太勢力の實情に關して一言するならば、その財界・言論界・軍事工業界に於ける猶太支配が勿論である外に、政治的方面に於ても事情は米國と全く同一であることが判明する。即ち、久しい以前から好戰的煽動政治家として著名であつたチャーチル内閣には、ダフ・クーパー、アメリー、ハンキィ、アトリー、シンクレヤ等の猶太大臣が居る許りでなく、ウッドの如く猶太祕書を有する者、アレキサンダーの如く猶太女を妻とする者、イーデン、グリーンウット、マクドナルドの如くフリイ・メイスン祕密結社の幹部もあり、首相始め何等かの徑路で猶太と姻戚關係のない者のないことは、既に前に論及した如くに英國貴族の血液の猶太化の結果としては當然であらう。而して猶太が有するブナイ・ブリスO密結社等の如き無數の國際機關を通じて、この英國はかの米國と連絡してゐるのである。
茲に於て我々はなほ筆を進めて、いま論及した猶太系諸國際機關の全機構を明らかにし、世界の全猶太が幾千年來の世界支配の夢の實現のためにエホバの年である千九百四十一年を期して世界戰爭へと世界を驅り立ててゐる實情にも言及すべきであるが、既に與へられた紙數も超過してゐるので、それの記述は他日を俟ちたいと思ふ。しかし以上の記述によつても、世界戰爭へと驅り立てるものが結局に於て猶太であることは判明したであらう。
かくて東西相應じての世界新秩序の建設が、その根幹に於て如何なる方向に向つてなさるべきであるかも判明したであらうが、この際に於ける我々の覺悟と準備は、既に充分であらうか。現在の猶伊は、既に大世界大戰の前後に於て猶太禍を身を以て體驗してゐるので、猶太祕密結社に關する工作は徹底してゐるから、意識的には勿論無意識的にも内部から猶太の世界支配に協力する者はないのであるが、わが日本は果してこの點に於て安心すべき状態にあるであらうか。マルクス主義を始めとする猶太系思想に對する對策を怠つた結果は、事變後幾年にして未だ國内は思想的に混亂を極めてゐるかに見える。而してこの際になほ我々をして絶望せしめないのは、わが國體の偉力が最惡の場合にも我々を破滅から救ふであらうという希望があるからである。切に有識者の反省と覺悟とを要請する。(一六・二・八)

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