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1935年に汽船「テル・アヴィヴ」号は、ナチス・ドイツからハイファへの処女航海に出た。その船首にはヘブライ文字が書かれマストにはナチスの旗がひらめいていたのだ。このシオニストが所有する船の船長はナチ党のメンバーであった。乗客の一人がこの光景を「形而上学的不条理」と説明した。
実際には完全に明らかなことだったのだ。
その船は、「ハアヴァラ(Haavara)」計画を利用したドイツのユダヤ人を輸送するものだった。この計画は彼らにパレスチナでドイツ製品に対する代価を支払うことを許すものであった。結果として育ちつつあったユダヤ人植民地は7万名の高等教育を受けたドイツのユダヤ人を迎え入れ、1億4千万レイヒ・マルクに相当するドイツ製の工業製品を受け取ったのである。これがイスラエルのインフラストラクチャーの基礎を作ったのだ。
この措置は同時に、世界のユダヤ組織がドイツ製品のボイコットを行っていたときに、ナチスの経済を支えた。(この主要な情報源はドイツの優れたジャーナリストである Klaus Polkehn著"The Secret Contacts" である。これはOlivia O'GradyのThe Beasts of the Apocalyse, 2001, 421-447.に収蔵されている。)
どうして今、このシオニスト・ナチの計画の話が蒸し返されるのか?
なぜなら、「ユダヤ人の」指導者たちが長期間にわたってその「力の弱い同胞たち」を利用し続けてきたし今もまたそうしているからである。普通のユダヤ人たちはその代価を支払い、そしてその値は高いものになるかもしれないのである。
私の考えでは、シオニズムはユダヤ人を騙して大英帝国主義の目的に有利なようにさせていくための運動である。(私の『ユダヤの陰謀は大英帝国主義である "The Jewish Conspiracy is British Imperialism"』をご覧頂きたい。)虚偽の根拠の上に生きるシオニストは当然この見方をはねつけることだろう。
正確に言うならば、ユダヤ人たちは、ユダヤ人が祖国を必要としているという前提の下に、英国・ユダヤ支配者が石油の豊富な中東を植民地化するのを手伝った。中立性の見せ掛けとは裏腹に、英国(および米国)はユダヤ人たちに資金を与え、訓練と装備を与えたのである。(John Coleman, Diplomacy by Deception p. 107.)
「英国」は実際にはロンドンを基盤とするロスチャイルドやロックフェラーなどといった名前と結び付く国際金融カルテルである。それはどこの政府に対しても応答することは無い。その目的は世界とその中に住む者達に対する植民地化である。ユダヤ人たちはこの目的のための手段なのだ。
イラクで見ることができるように、シオニスト(いわばネオコン)は中東植民地化の主役を演じている。覚えておくべき重要なことは、イスラエルがこのカルテルの創造物であることだ。イスラエルも米国もその道具なのである。
イラクはその姿を現しつつあるニュー・ワールド・オーダーの一面に過ぎない。このNWOは「大英」帝国主義の目的遂行を代表するものだ。ジョン・ケリーはジョージ・ブッシュが去った後のイラクを引き継ぐだろう。【注:この文章が書かれたのは2004年6月】民主主義など見せかけである。
1925年に、ドイツの50万人のユダヤ人はシオニズムに対して一斉に無視するかあるいは積極的に反発した。ドイツのシオニスト運動にはわずかに9千人のメンバーがいたのみであった。
「ユダヤ教ドイツ中央連合(Central Union of Germans of the Jewish Faith)」がドイツのユダヤ人の大部分を代表しており、ドイツ人の生活に積極的に参加することを好んでいた。その主たる視点はアンチ・セミティズムと闘うことであった。
その一方でシオニストは、ナチスのアンチ・セミティックな政策を歓迎した。ナチスと同様に、彼らは人種を基盤とした国家の性格と方向性を信じた。ナチスと同様に、彼らはドイツではユダヤ人に未来は無いと信じた。
シオニストは、1933年にドイツの大学から2千名のユダヤ人学者と科学者を追放したようなナチの迫害には抵抗しなかった。ナチスはシオニストに、その作業が妨害を受けずに行われることを許すことでこの「自主規制」に応えた。その他のユダヤ人と反ファシストの組織の全てが解散させられその指導者たちは投獄された。
ナチスは全てのユダヤ人に対してシオニストが主導する"Reich Union"に参加するように求めた。この組織の目的は移民であった。ユダヤ人たちは何が何でもシオニストに宗旨替えしなければならなかったのである。シオニストは、読者がユダヤ人である限りにおいて、ナチスに批判的な本や新聞を出版することが出来た。
この協力は政治から経済の分野にまで広がった。アドルフ・アイヒマンはオーストリアに若いユダヤ人がキブツの生活にそなえることができるように農業トレーニング・キャンプを作り上げた。彼はパレスチナに行きその拡大主義的な真の目的を語るシオニスト指導者たちと話し合った。そこではナチス・ドイツとユダヤ・パレスチナの間の戦略的な同盟すら話し合われたのだ。彼の報告はヒムラーの資料の中にある。
[シオニストとナチスの協力についての更なる情報は、レニ・ブレンナーの『独裁者時代のシオニズム“Zionism in the Age of the Dictators”』をご覧頂きたい。
(リンク:http://www.marxists.de/middleast/brenner/)
同時にまたレニ・ブレンナーの51 Documents: Zionist Collaboration With the Nazis (2002)をご参照いただきたい。]
この協力はユダヤ・ホロコーストにまで広がっていたのかもしれない。そしてそれが、なぜ多くのユダヤ人たちが受身的にその運命に従ったのかの説明になるのかもしれない。著書"The Holocaust Victims Accuse"の中でラビ・モシェ・ションフェルド(Rabbi Moshe Shonfeld)は、シオニスト主導のユダヤ人協会"Judenrats"がナチスと協力して非シオニスト・ユダヤ人を欺いたと主張する。私の “Zionism: Compulsory Suicide for Jews”
(リンク:http://www.savethemales.ca/091202.html)をご覧頂きたい。
欧州の非シオニストユダヤ人たちにとっては、シオニストとして生きて彼らの資金源となるよりはむしろ死ぬほうがマシだったのである。ホロコーストはユダヤ国家の建設にとって政治的・倫理的な根拠を提供した。
1919年に、ヒトラーは小さなドイツ労働党に対するスパイ活動に携わったドイツ陸軍付きの情報士官だった。彼はその党のリーダーとなったのだ。米国連邦準備委員会の創設者であるポール・ワーバーグ(Paul Warburg)の兄弟であったマックス・ワーバーグ(Max Warburg)がドイツ情報局の責任者だった。両者は総合企業I.G.ファルベンの重役であった。ヒトラーがいつこれらイルミナティの人物の仕事をやめたのかに関する記録は無い。
(“Be Afraid: The New World Order’s Fascist Pedegree”も参照いただきたい。
リンク:http://www.savethemales.ca/130402.html)
ヒトラーは金融寡頭支配者に資金を与えられており、彼らの人質であったのかもしれない。
明らかにナチスはニューヨークとロンドンから莫大な資金を受け取っていた。“Hitler Didn't Want World War”をご覧頂きたい。
(リンク:http://www.rense.com/general50/itle.htm)
エルンスト・(“プッツィ”)・ハンステンクル(Ernst "Putzi" Hanfstaengl)は銀行家たちとヒトラーの両方に身近な人物だった。そしてナチの創成期に資金をそこに集めた。
(Roosevelt and Hitler Unmasked at Last!!:
リンク:http://www.reformation.org/roosevelt-and-hitler.html)またアントニィ・サットンの“Wall Street and the Rise of Hitler”もご覧頂きたい
(リンク:http://www.reformation.org/wall-st-hitler.html)
しかしヒトラーが自分の貨幣を印刷し始めたときに、彼はこれらのスポンサーたちを遠ざけたのかもしれない。“Rothschilds Conduct "Red Symphony"”をご覧頂きたい。
(リンク:http://www.savethemales.ca/000275.html)
最低でもいえることは、ナチズムとシオニズムの両方とも同じ銀行カルテルに資金援助を受けておりそして相互補完的な目的を持っていた、ということである。欧州のアンチ・セミティズムの興隆はイスラエル国家の創設に奉仕し、それはシリアのアサド大統領がアラブ諸国の心臓に突き刺さる「短剣」と表現したものである。
次のことについて考えてもらいたい。ヒトラーは全てのユダヤ人の財産を没収したかっただけかもしれない。その見返りとして彼は「ハアヴァラ計画」を使ってイスラエル国家の確立を手伝ったのである。Polkehnによると、ヒトラーは反対があったにも関わらず個人的にこの計画を保証した。それは戦争が始まるまで続いたのである。
このカルテルは、今日の世界をコントロールしているのだが、その目的のための手段としてユダヤ人を(あるいは誰でも)利用することに痛みを感じない。
全ての貨幣は私的に所有される銀行カルテルに対する借金の形で作り出される。
もしあなたが薄い空気の中から貨幣を生み出すことができると想像してみよ。あなたがあなたのポケットの中にあらゆる国のクレジットカードを持っていると想像してみよ。
あなたが最初にやりたいことは、世界の実質的な富の大部分をあなたのために買ってくれるように任命した人物にお金を貸す、ということである。
次にやりたいことは、どの国もそれに挑戦出来ないあるいはあなたからの「借金」を帳消しに出来ないような全体主義システム(「世界政府」「グローバリゼーション」)を確立させることである。
国々に「世界政府」を認めさせるために、あなたは、国々をお互いに戦わせ、武器(それもあなたが国々に売るのだが)のために巨額の借金を使い果たさせ、それらの国民の精鋭を殺し尽くさせ、そして堕落させ腐敗させることによって、それらの力を弱める必要がある。
あなたは、あなたが雇う政治家たちと新聞、そしてあなたがコントロールしてあなたの為にテロと殺人を実行するMI-6、CIA、モサドを通して、これを遂行する。このことが過去300年間の真実の歴史なのだ。
「世界政府」はまさに我々を奴隷化するために借金を使おうとしているのだ。それはある国際的なローン取立て機関なのである。当然だが彼らはこのことを、寛容さだの人権だの貧困との戦いだの戦争防止だのといった言葉で包み隠す。
The American Banker's Association Digest1924年版からの引用が現在起こりつつあることを要約して次のように説明している。
(The Bank of Canada:
リンク:http://www.members.shaw.ca/theultimatescam/The%20Bank%20of%20Canada.htm)このことを分かった上で投票に行くことだ。
『法的なプロセスを通して一般の人々が自分の家を失うとき、政府の強い手腕によって彼らはより従順になり、より簡単に統治されるようになるだろう。その政府とは主導的な資金提供者が支配する富の権力中枢によってあてがわれたものなのだが。こういった事実は、現在の世界を統治するための帝国主義を形作ることに携わる我々の主だった者達の間ではよく知られていることである。政党システムを通して有権者を分割することにより、我々は彼らをして、何の重要性も持たない問題のために争うことにエネルギーを浪費させることが出来るのだ。』
ここでイルミナティ脱党者であるスヴァリ(Svali)の言葉を考えてみよう。
(リンク:http://www.savethemales.ca/141002.html)
『中東の紛争はただイルミナティ主義者の利益にかなうのみである。彼らはイスラエルを嫌っており(!)、そしていつの日かその崩壊を望み、彼らの時を待っているのである。国連が優勢なものになるときに、それによって提供されるオリーブの枝の一つは、中東での戦争を彼らが防いでそれが多くの人々によって歓迎されるだろう、ということである。
同時にまた、イルミナティは秘密裏にどちらの側にも(!)銃と資金を渡して紛争に油を注ぎ続けるだろう。彼らは極めて二面性の強い人々なのだ。・・・この人々はチェスのゲームを愛しており、国々の間での戦争をカオスから秩序を産みだす事だ、と見なしている。』
彼女は個人的なeメールで次のように付け加えた。
『しかし私は常にこのことを不思議に思っている。このグループの中で最高位にある金融ファミリーの一部がユダヤ人であるというのに(フランスのロスチャイルド男爵は、欧州グループを運営する13の主人あるいは「王」たちの一人で、世界評議会の席に座るのだが)、どうしてこのグループが自らの民族への嫌悪を信奉しているのだろうか。』
ベン・ヘクツ(Ben Hecht)は次のように言った。現在の出来事を理解するために毎日のニュースを読むことは秒針を見ることによって時を告げるようなものである、と。あなたは10年単位、1世紀単位の針で、この世界で実際に起こっていることを見なければならないのだ。
ロスチャイルド-ロックフェラー銀行カルテルはほとんどの政治的(そして文化的)傾向の裏にいて、そしてその目標は、国民国家、本当の民主主義、信仰、文化、結婚と家族を破壊することである。それは全体主義の進行の内で人間性を動物の状態にまで堕落させるためである。
「対テロ戦争」の中で、彼らはその「ローン」の支払いを求めるときに使う抑圧のシステムを正当化するためにお化けを創造してきた。
私はかつて、アンチ・セミティズムのせいでユダヤ人に祖国が必要だと考える一人のシオニストだった。今は、歴史の大部分がそうであるように、このような見方がほとんど仕組まれたものであったことに気付いている。アンチ・セミティズムは、多くのユダヤ人が(自覚の有る無しに関わらず)あの銀行家たちの有害なアジェンダに奉仕しているために起こるものである。シオニズム、共産主義、フェミニズムなどはその例のいくつかである。
大多数のユダヤ人は現在、完全にイスラエルと結び付いている。その国はロスチャイルドの発狂した誇大妄想の道具なのである。もし過去が序文であるとすれば、これはユダヤ人にとっても他の誰にとっても良い結果で終わるわけが無いのだ。
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【引用元】阿修羅掲示板『シオニズム:ユダヤ人に対する陰謀(ヘンリー・マコウ著:全訳)』より
http://asyura2.com/0601/holocaust3/msg/103.html