Anti-Rothschild Alliance

HOME

<第1章 日本国破産−今そこにある危機−>日本人が知らない 恐るべき真実

第1章 日本国破産−今そこにある危機−目次>>バランスシートでも既に破産状態

バランスシートでも既に破産状態

<2005.08.13>

どんなに借金を重ねても、返済できる資産さえあれば正常債権ということができます。

財務省は、これまで3回、日本国のバランスシート(連結貸借対照表)を公表してきました。バランスシートをみれば資産と借金のバランスを知ることができます。それによると

2001年3月末で198兆円の債務超過、
2002年3月末で213兆円の債務超過
2003年3月末で253兆円の債務超過

と、3年連続で債務超過、しかも徐々に負債金額が増えています。

【表】日本国のバランスシート日本国(2003年3月末)

【資産の部】 単位:兆円
現金・預金49
有価証券105
貸付金291
建物・工作物156
土地79
その他134
資産合計814

【負債の部】 単位:兆円
国債322
郵便貯金233
年金預り金173
保険準備金125
その他214
負債合計1067

債務超過額 ▲253
(財務省試算)

 日本国の資産総額から、借金である負債を差し引いた残りは▲253兆円です。

つまり、現時点で資産をすべて売却して清算したら、253兆円の借金だけしか残らない状態です。しかも、財務省の試算した方法では、公的年金を支払わなくても良い前提で計算されています。実勢に合わせて年金債務を843兆円(財務省試算)とすると1096兆円の債務超過に陥っているのです。

 企業では3年連続債務超過となると倒産、つまり破産します。ですから企業会計に照らし合わせてみても、日本は既に破産していると言ってよいでしょう。しかし、国家ではこのように債務超過となっても資金繰りができている限り破産しません。では次回は、その資金を誰が出しているのかをみてみましょう。

このページのTOPへ