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<第1章 日本国破産−今そこにある危機−>日本人が知らない 恐るべき真実

第1章 日本国破産−今そこにある危機−目次>><資料9>国及び地方の債務残高

<資料9>国及び地方の債務残高

<2005.08.12>

長期債務残高:GDP比は170.0%と、ここでもダントツ先進国中最悪の1位です。

1位日本170.0%
2位イタリア119.5%
3位フランス76.2%
4位ドイツ68.6%
5位カナダ67.2%
6位アメリカ64.9%

2位のイタリアが119.5%、3位のフランスが76.2%、4位のドイツが68.6%、5位のカナダが67.2%。あれだけ「双子の赤字(貿易赤字と財政赤字)」と危機が騒がれている米国は6位で64.9%。
日本が経済規模に比べていかに巨額な赤字を抱えているかがわかると思います。

 これまでみたように、日本は税収44兆円でありながら歳出は82.2兆円もあり、長期債務残高は918兆円もあります。家庭に置き換えてみますと、年収440万円、年間支出822万円、借金総額9180万円。どう考えてみてもこんな状況をいつまでも続けられるはずがありません。前出の「経済学の定義」に照らし合わせてみれば、日本は既に財政破綻していると言っても過言ではありません。

 ただ、これすら実は表向きの話。側面や裏側からみると、実状はもっと惨憺たる状況です。次回から一般には知られていない、いろいろな角度から多角的に検証してみましょう。

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