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<Question>ロスチャイルドに対しての解釈について

ロスチャイルドの存在を解らせて頂きました。それまでは薄っすらと名前だけ知ってる状況でした。 とにかく概要だけでも把握したいと思い、要所をつまみながら読み進めています。
自分の解釈があっているのかを確認したいと思います。
『戦争が起こる根本原因はロスチャイルドである。
中央銀行を介してロスチャイルドから金を借りている。その借金を返せなくなると戦争を起こす。自作自演してまでしても。
何故、借金返済が戦争を以って借金返済に繋がるのかといえば、ロスチャイルドは軍需産業に関わる企業の元締めを務めているから、戦争を起こす事で企業の生産率が上がるから儲かる。もう少し言えば、兵器をたくさん消費してもらう様に、ロスチャイルドは様々見えないように行動を起こしている。本来なら、自国民を戦争に巻き込むことは政府としては避けたい。何故、政府はロスチャイルドを始末しようとは考えないのか。出来ないことは無いはず。自国民が巻き込まれている世界の国々と結託しようとはしないのか。それは、政府が恩給としてロスチャから金を受け取っているからである。また政府の中にロスチャの使用人が何人も潜り込んでいる。だから、定期的に戦争を起こさないと、ロスチャはもうからない。』
ロスチャイルドに対する解釈はこれでいいのでしょうか?

<Answer>

管理人の個人的見解として述べます。
私は、ロスチャイルド一族が単に金儲けのために動いているとは思えません。行動や計画には必ず思想的な背景があるはずです。ここが経済・政治・時事・国際情勢等の評論家が見落としている重要なポイントだと思います。

ロスチャイルド家の思想とは、「マイヤー・アムシェルはタルムードの教えを忠実に守り、その伝統を全て重んじた。そして息子たちにもそうあるべきだと説いた。」「臨終のベッドで、マイヤーはタルムードを読み、常に結束して事に当たり、決して独断的な行動を行わないという厳かな誓いを息子たちに強いた。」とあるように、タルムード的思想です。
【参考】
『ロスチャイルドとは(1)』
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20070308

タルムード的思想とは、簡単に言えば「選民思想」と「救世主思想=終末思想」です。
【参考】
『タルムード』
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060105

そして、ロスチャイルドは、サバタイ派=フランキストであったそうです。
【参考】
『ユダヤ思想史』
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20070208#1170861681
サバタイ・ツヴィとは「イスラム教やキリスト教などの内部に、彼らの味方のふりをして入り込み、内部から腐らせていき、無力化させて最終的には崩壊にいたらせる」という詐欺的な方法論を説いた自称メシア。
ヤコブ・フランクは「この世の悪が満ちたときにメシアが現れる」という救世主思想を「この世の悪や不幸を人為的に頂点にまで満たして、この世を破壊し尽し、メシアを到来させる」という終末思想に転換させた自称メシア。
このサバタイ派とフランキストが合体して、終末思想を持ったユダヤ人たちがキリスト教やイスラム教、仏教などにも入り込んで暗躍を続けています。 おそらく、日本の政界に食い込んでいる統一協会と創価学会も、彼らに操られているものと思います。

マイヤー・アムシェルとヤコブ・フランク、それにイルミナティのアダム・ヴァイスハウプト。
【参考】
『イルミナティ 』
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060106
この三人の天才が、同時代にドイツにいたことと、ロスチャイルド家が比類なき力で台頭してきたこととは、無関係なはずがないと思っています。

このタルムード的思想の結晶として出てきたものが、
【参考】
『世界革命行動計画』であり
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20051011#1128962877
『シオンの議定書』であり、
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20051015
『アルバート・パイクの「未来計画」』であり、
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20051109
『世界人間牧場計画』であると思います。
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20051108#1131384064

この説を裏付けていると思われるのが、1869年におこなわれたライヒホルンの演説です。
【参考】
『ユダヤ教ラビの重要なる演説』
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060530
「百年ごとに、我々イスラエルの賢人は、ヤハウェの神が我々に約束した世界支配に向かっての進行状況と、我々の敵キリスト教徒に対する征服がどこまで進行したかを検討するためにサンヘドリンに集まるのを習わしとしてきた。」

ブッシュ政権の頭脳、ネオコンの思想的源泉はプラトンの国家論ですが、
【参考】
『目的は手段を正当化する』
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20051013
「物分りの悪い大衆のことを考えた場合、真実は饒舌な嘘をつける一部のエリートによって管理されるべきものだ」
「国民を変える方法としては、自分の国のために死んでも良いと思わせることが最良の方法である。こうした愛国心は外部からの脅威にさらされる必要があり、もしないならば作り出せば良いと考えていた」
と、やはりタルムードやサバタイ派=フランキストと通じるものがあります。

なぜ各国の政治家が彼らに立ち向かわないのか?
いろいろな手口があります。
まず、第一に、血縁。なんらかの血のつながりを持った者が政治家となるか、そのパトロンとなる。二つ目は、秘密結社を通じた優秀な人材のスカウトと洗脳。三つ目に、大学等、教育機関を通じての洗脳。例えば「グローバリゼーションは世界を豊かにする」とか「新自由主義経済こそ正しい」とか。

それに諜報機関(CIA、モサド、MI6など)やNSAなどを使って、弱みを握る。人間だれにも一つや二つ脛に傷をもっているものです。弱みがなければ創り出す。よく使われるのがハニー・トラップ。要は売春婦ですね。彼らはハイグレードな人たち向けの高級売春組織も持っていますから。それでも言うことを聞かなければ、マフィアの出番です。
マフィアと言えばイタリアン・マフィアが有名ですが、その上位にいるのがユダヤ・マフィア。例えば、ディック・チェイニーやアル・ゴアのパトロンは、ユダヤ・マフィア「パープル・ギャング」のマーク・リッチです。
それでも、たまに歯向かう政治家も出てきます。アメリカで言えば、リンカーン、ケネディ、ニクソン、ジョセフ・マッカーシー、ジェームズ・フォレスタルなど。
日本で言えば、田中角栄、橋本龍太郎、細川護煕などですね。
つまりは、殺されるか失脚するか、という結末が待っています。

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