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〔現状説明 −戦争編−〕

中東危機

経済危機の次は、戦争の危機についてみて行きましょう。

イスラエルは、四国くらいの小さな国であり、周りは全てイスラム教徒のアラブ人に囲まれています。
イスラエルは、パレスチナに散々ひどい事をおこなってきましたから、同胞であるアラブ人にかなり恨まれています。
現在、イスラエルは、南側のガザ地区でパレスチナの武装勢力ハマスと、北側ではレバノンの武装勢力ヒズボラと一触即発の戦闘状態にあり、ハマスとヒズボラは背後からイランが支援しています。
だから、イスラエル・ロビーに操られている米国政府は、何とかイランを潰そうと躍起になっているんですね。
また、もし戦争となれば反米・反イスラエルのシリアもこの戦いに参戦してくるでしょう。
最も怖いのはイスラエルが追い詰められた時、彼らは400発の核弾頭を保有していますから、暴発する可能性があります。
何せ聖書の預言である最終戦争を心待ちにしている人たちが大勢いる国です。
ちなみに最終戦争のことをハルマゲドンと言われていますが、ハルマゲドンは正しくはハル・メギトであり、イスラエルにあるメギドの丘で繰り広げられる神と悪魔の最終戦争のことを言います。だから、終末待望論者―これはユダヤ教徒だけじゃなくキリスト教徒にもイスラム教徒にもいます。ブッシュ大統領やアフマネディジャド大統領も終末待望論者です―にとって、最終戦争はイスラエルで起きなければならないんですね。
最終戦争までならないとしても、イランとの戦争が起きれば、ホルムズ海峡が封鎖される惧れがあります。
中東の石油は、このホルムズ海峡を通って世界中に供給されますから、ホルムズ海峡が封鎖されれば、世界の経済活動がマヒしてしまいます。

中東大戦争へ発展か?

ブッシュ政権でイランへの空爆計画を推進しているのはチェイニー副大統領ですが、3月10日にイスラエルのリブニ外相が訪米し、チェイニー副大統領と会談しました。
その翌日、イラン空爆を反対してきた米軍の中東担当司令官ウィリアム・ファロンが3月末日で辞任すると発表されています。ファロン司令官は空爆計画に反対する米軍制服組幹部の最高位にあたる人物です。
ですから、いつイラン空爆が始まってもおかしくない状況にあります。
米軍のイラン空爆が始まれば、イスラエル+米国vsハマス+ヒズボラ+イラン+シリアという状態になり、言い換えればユダヤvsイスラムの全面戦争となるでしょう。 さらに、イランの背後にはロシアや中国を中心とする非米同盟、上海協力機構がついています。
上海協力機構はNATOに対抗する集団安保体制であり、加盟国にロシア、中国、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンがあり、オブザーバーとしてイラン、インド、パキスタン、モンゴルが参加しています。さらに、アフガニスタンとベラルーシが加盟申請しています。

アルバート・パイクの計画通り!?

ここで再びアルバート・パイクの未来計画を想い出してみましょう。
「第三次世界大戦は、シオニストとアラブ人との間に、イルミナティエージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている。」
まさに、この通りの展開になっていますね。

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