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1954年、第1回ビルダーバーグ会議が開催されます。
ビルダーバーグ会議は、毎年1回、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国で影響力を持つ100〜150人が集まり、政治経済や環境問題なども含む多様な国際問題について討議する完全非公開の会議です。
オランダ女王の夫君のベルンハルト公によって創設されました。ベルンハルト公は、ロイヤル・ダッチ・シェルやソシエテ・ジェネラール・ド・ヘルジークといった石油産業の重役を務めた
人物です。
初代会長は後にNATO事務総長になる英国のピーター・キャリントン卿。キャリントン卿は、チャタム・ハウスの所長であり、ロスチャイルド系企業リオ・チントとバークレー銀行の重役を務めた人物です。
1962年、リオ・チントとジンクが合併してリオ・チント・ジンクが誕生し、ロスチャイルドが世界的なウラン・カルテルを支配。本格的に原子力産業へ進出します。
ダイヤモンドのデビアス、金のアングロ・アメリカ、そしてウランなど非鉄金属のリオ・チント・ジンク、この三社がロスチャイルドの鉱物支配の要です。
1963年6月4日、米国大統領J・F・ケネディにより、政府紙幣の発行を財務省に命じる大統領行政命令 第11110号が発令されます。
ケネディが発行を命じた紙幣は、FRB発行の銀行券とほぼ同じデザインで、FRBのマークがない代わりに“United States Note ”(政府券)と印刷してありました。
同年11月22日、J・F・ケネディ米大統領は、テキサス州ダラスにて暗殺されます。
財務省によって発行された総額42億ドルの政府券は、ケネディ暗殺後、速やかに回収されました。
1964年、米国が本格的にベトナム戦争に突入する契機となるトンキン湾事件が起きます。
北ベトナムのトンキン湾をパトロール中の米駆逐艦に北ベトナム哨戒艇が攻撃を加えたとし、その報復としてジョンソン政権は北ベトナムを爆撃。以降、ベトナム戦争は一気に拡大します。
しかし、1971年、ニューヨーク・タイムズの記者がペンタゴンの機密文書を入手。このトンキン湾事件は米国が仕組んだものだったことを暴露しました。
1995年には当時の国防長官ロバート・マクナマラも「北ベトナム軍による攻撃はなかった」と告白しています。
この、ベトナム戦争の長期化により米国で反戦運動が盛んになり、スカル&ボーンズの影響力が低下、その隙を突くように米政権内で親イスラエル勢力が台頭します。
1977年、イスラエルに右派政党のリクード政権が成立します。
リクードの理論的支柱と言われているのが青年トルコ出身のウラジミール・ジャボチンスキーという人物で、それまでの「パレスチナ人を騙して土地と権利を売らせよう」と考えていたシオニスト指導部を批判し、衝突を抑えるために武力を使用することを主張したファシストです。
ジャボチンスキーは、1920年、今日のイスラエル国防軍の基礎となった軍事組織ハガナーの創設に関与します。このハガナー創設にはロスチャイルドが資金を提供しています。また、1923年には修正主義シオニズム青年組織「ベタル」を設立。1931年には、テロ組織イルグンの創設にも関与、指導者として君臨します。
歴代リクードの党首たち、デイル・ヤシーンで大虐殺をおこなったメナヘム・ベギン、ナチスと組んで正統派ユダヤ人を迫害させたイツハク・シャミル、パレスチナ難民キャンプで大虐殺をおこなったアリエル・シャロン、そのシャロンが怖れるほど凶暴な現党首のベンヤミン・ネタニヤフは、このファシストでありテロリストである「ジャボチンスキーのプリンスたち」と呼ばれています。
1981年、ロナルド・レーガンが米国大統領になると、ネオコンが政権内に入り込み、その影響力が強まります。
ネオコンとはNeo conservatism、つまり新保守主義者という意味ですが、これまでの保守主義が経済政策は産業保護、社会政策は伝統主義だったのに対して、経済政策は自由主義、社会政策は伝統主義というのが新保守主義と言われています。
このネオコンは軍産複合体と結託して、攻撃的・好戦的なタカ派を形成していきます。
また、狭義にはアメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)を支持する人々のことをネオコンという場合もあります。
アメリカ新世紀プロジェクトは、1997年に結成されたシンクタンクで、次のような基本提案に専心すると宣言しています。
PNACのメンバーを見てみましょう。役職は当時のものです。
強硬派シオニストのうち、在米の集団がネオコン、在イスラエルの集団が右派政党リクードであると考えられます。
だから、ネオコンも根っこはファシストでありテロリストなんですね。
イスラエル右派の在米ロビー団体であるアメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)が圧力をかけ、ネオコンを政権に送り込みました。
AIPACは、今一番影響力を持っているというイスラエル・ロビーで、各議員の投票行動を子細に監視し、反イスラエル的と思われる議員を、次の選挙で対抗馬をぶつけて落選させたり、スキャンダルをマスコミにリークして追い詰めるなどしています。
9.11事件とともにネオコン的な戦略がブッシュ政権内で圧倒的な主流となり、イスラエルの脅威となるイラクとイランを武力で潰すネオコンの「中東民主化戦略」が展開され出しました。
このネオコン的な戦略を理解するのに重要なのが、ネオコンの思想的源流と呼ばれる政治哲学者のレオ・シュトラウスです。
ドイツ生まれで、ナチスの迫害を逃れるため、アメリカへ逃げてきたシュトラウスは、シカゴ大学で20年間にわたり政治哲学の講義を行ってきました。
シュトラウスは、大衆は物分りが悪いので、真実は饒舌な嘘をつける一部のエリートによって管理されるべきものだ。
民主主義は、脆いながらも無知な一般人の愛国心と信仰心によって守られている。
軍事国家だけが人の中にある攻撃性を抑制することができる。
国民の多くが自己陶酔し、快楽主義者になっている今、国民を変える方法としては「自分の国のために死んでも良い」と思わせることが最良の方法である。
こうした愛国心は、外部からの脅威にさらされる必要があり、もしないならば作り出せば良い。
言うことを聞かせやすい国民を維持するため、宗教をツールとして利用せよ。
というようなことを説いてきました。
この考え方はロスチャイルドの世界革命行動計画と通じるものがあります。
「4.最終目標に到達するためには、ありとあらゆる手段を正当化できる。率直さや正直さといった国民としての立派な資質は政治に支障をきたすから、支配者となろうとする者は狡賢さ、欺瞞に訴えなければならない。」そうです。
ネオコンの経済政策である新自由主義を提唱してきたのが、シュトラウスと同じシカゴ大学の教授ミルトン・フリードマンです。 ノーベル経済学賞受賞者であるミルトン・フリードマンは「新自由主義の元祖」とか「構造改革の元祖」と呼ばれてきました。 そのフリードマンが1962年に出版した『資本主義と自由』という本には、廃止すべき政策としてこれらのものが挙げられています。
1985年、ニューヨークのプラザホテルでG5(先進5カ国蔵相・中央銀行総裁会議)が開催され、双子の赤字を抱えた米国を救済するため、円高ドル安を誘導する「プラザ合意」が採択されます。
日銀は、円高による打撃を受けた輸出業界救済のために金融緩和を実施。ダブついたお金が投機を加熱し、バブルが発生します。
プラザ合意を主導したのが米国の財務長官ジェイムズ・ベイカーでした。
ジェイムズ・ベイカーは、軍需産業への投資で巨額の運用益を出す投資ファンド、カーライル・グループの上級顧問で、英国の投資銀行ブラウン・シプリー社の創業者アレグザンダー・ブラウンの一族です。
既にお話したように、このブラウン家が鉄道王ハリマン家と合体してブラウン・ブラザース・ハリマンとなり、その頭取がブッシュ大統領のお祖父さんジョージ・ハーバート・ウォーカーという関係です。
ジェイムズ・ベイカーのお祖父さんは、FRBの大株主ファースト・ナショナル・バンクの設立者ジョージ・F・ベイカーになります。
また、ベイカーはジェイコブ・シフとも親戚です。
1986年4月、日銀総裁であった前川春雄氏が座長となり、日本の経済構造の歴史的な改革を呼びかけた「前川レポート」(国際協調のための経済構造調整研究会報告書)が中曽根首相へ提出されます。市場原理中心の経済構造に移行しなければならないという内容のこのレポートは、のちに行われた小泉構造改革とそっくりなものです。
この前川レポートは、日銀の内部では「10年計画」と呼ばれていたそうです。つまり10年かけて日本の構造改革を行っていくという意味ですね。
そして、この年の12月、バブル景気が発生します。(〜1991年2月)
1988年、国際決済銀行により銀行の自己資本比率に関する規制、いわゆるBIS規制(バーゼル合意)が定められました。
自己資本比率8%を達成できない銀行は、国際業務から撤退させられるというもので、当時、日本の金融機関は海外で積極的に融資を行っていましたが、自己資本比率が低いため、経営の抜本的改革を迫られました。
そのため、銀行は持ち合いの株を売却せざるを得なくなり、株価の棄損へとつながります。これが、のちの日本企業買収への布石となります。
また、このBIS規制により、信用創造量が縮小し、銀行による貸し渋りや貸し剥がしがおこなわれました。
1989年、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦が終結します。
ベルリンの壁崩壊後、社会主義の敗北が明らかになり、IMFと世界銀行それに米国政府が米国流の新自由主義経済を世界に押し広げようとし始めます。
新自由主義(Neo Liberalism)とは、国家による経済的規制という干渉を緩和して、市場経済における競争を重視する考えで、競争的市場こそが、自由、道徳、繁栄を生み出し、もっとも民主主義的だと考えています。
もともとはワシントンのシンクタンク国際経済研究所(IIE)の研究員ジョン・ウィリアムソンが発表した論文によるもので、累積債務のある途上国に必要な経済改革として、米国財務省、IMF、世界銀行などの間で成立した「意見の一致」という意味で、ワシントン・コンセンサスと言われます。
このワシントン・コンセンサスを作成したシンクタンク国際経済研究所に1989年から客員研究員として居たのが、かの小泉改革を主導した竹中平蔵氏です。
好意的に見れば、いわゆる“内側から鍵を開ける者”として利用されたのでしょう。
そして、国際経済研究所の創設者であり理事長を務めるのがピーター・G・ピーターソンという人物です。
ピーターソンは、リーマン・ブラザース・クーン・ローブのCEOだった人物で、CFRの理事長、ニューヨーク連銀の理事長も務めた大物です。
ちなみにジェイコブ・シフのクーン・ローブ商会は1977年にリーマン・ブラザースと合併してリーマン・ブラザース・クーン・ローブになりました。リーマン・ブラザースもクーン・ローブも大株主はロスチャイルドです。今はクーン・ローブの名が消えてリーマン・ブラザースだけになっています。ホリエモンのライブドアにノウハウと資金を提供して、騒動の裏でガッポリ稼いで逃げたのが、このリーマン・ブラザースです。
で、このピーター・G・ピーターソン、実は世界最大の乗っ取りファンド、ブラックストーン・グループの創業者であり、会長です。
つまり、その正体は乗っ取り屋です。
国際経済研究所の所長を務めるのがフレッド・バーグステンです。
バーグステンは、クリントンの有力ブレーンとして日米包括協議のシナリオを書いた人物で、経済分野ではトップクラスのジャパン・ハンドラーです。
彼は、世界の自由貿易と世界統一政府の熱狂的な唱道者であり、1997年のビルダーバーグ会議では「グローバリズムの流れや“市場の力学”は、もはや政治家がどんなに抵抗しても止められるものではない」と発言しています。
また、2008年1月5日の日経新聞では「将来の世界の通貨体制はドル・ユーロ・元の三極通貨システムだ。日本は人民元ブロックの一員となる」と語っています。
この「日本は人民元ブロックの一員となる」という言葉は聞き逃せませんね。
1997年のビルダーバーグ会議では、サミュエル・バーガーという人物が興味深い発言を残しています。
サミュエル・バーガーは、クリントン政権時の国家安全保障問題担当補佐官であり、左派ユダヤ・ロビーの統帥者です。
ユダヤ・ロビーはAIPACやネオコンの右派だけじゃなく、ちゃんと左派もいるんですね。
で、サミュエル・バーガーは「中国を強大な軍事国として新世界秩序に組み込むことは可能である。」
「中国の軍事力が強くなければ、世界政府を構成する主要3地域の一つとして、欧州連合(EU)と北米連合(NAFTA)と並んで成立する要件を満たし得ない。」
「中国への貿易最恵国待遇の目的は、軍事的に強大な中国の存在である。これにより、太平洋地域における米国の軍事的プレゼンスを正当化することができ、国際金融機関はアメリカと中国双方の軍備増強から利益を得ることができる」と語っています。
その後、2000年に米国は中国に最恵国待遇を恒久的に供与することを決定しています。
1990年、第一次湾岸戦争が勃発します。
もともとこの戦争の原因は、クウェートがイラクを挑発したことにあります。
ところが、米国のジェームズ・ベーカー国務長官は、如何にも驚いた風にソ連のシェワルナゼ外相と共同で「遺憾の意」を表明し、イラクを強く非難する強硬姿勢に転じて、各国の支持を得るための活発な外交活動を展開し始めます。
そして、米国主導の多国籍軍を形成し、イラクを爆撃しました。
戦争中も、米国はクウェートの少女による「イラク兵が病院で赤ん坊を床にたたきつけた」という証言や、海鳥が重油まみれになっている映像を世界に配信し「イラクが重油を流出させた」などとメディアを使った情報操作をおこないましたが、のちにそれらはすべて嘘であったことが判明しています。
1993年、宮沢喜一首相とビル・クリントン大統領が会談。「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく要望書」(通称「年次改革要望書」)が両国間で交わされることが決まります。
ちなみに、クリントンを大統領に仕立て上げた最大の支援者は、鉄道王ハリマンの未亡人パメラ・ディグビーでした。パメラの父がエドワード・ディグビーで、その義兄がアルバート・プリムローズ。その母がハンナ・ロスチャイルドという関係です。
翌年、第1回「年次改革要望書」が作成され、1996年には金融ビックバンがスタートしました。
このビックバンにより、現在では日本株の売買高の六割を外資が動かしているという状況になっています。
1998年、欧州中央銀行(ECB)が設立されます。
本店はフランクフルトにあり、そのビルはロスチャイルドの敷地内に建っています。
初代総裁はオランダ出身で欧州通貨機構総裁を務めたウィム・ドイセンベルクで、2003年から前フランス中央銀行総裁のジャン=クロード・トリシェが第2代目に就任しています。
両者ともにBIS出身で、つまりはロスチャイルドの200家族です。
1998年、ユノカル社主導により、カスピ海地域からアフガニスタン、パキスタンを通過しインド洋に出る石油パイプライン建設の計画が進められていましたが、アフガニスタンのタリバン政権との交渉不調により頓挫します。
2001年、10月7日、タリバンが911同時多発テロ事件の首謀者とされるオサマ・ビン・ラディンを匿っているとして、米・英両国からなる連合軍はアフガニスタンを攻撃。空爆開始から1ヶ月余りで首都カブールを制圧。
12月22日には、ユノカル社の元最高顧問ハーミド・カルザイがアフガニスタン暫定行政機構議長に就任(2004年に大統領に選出)。同国のパイプライン敷設計画が再開されます。
2000年4月、森喜朗が首相になり清和会が自民党の主流になります。
翌年4月26日には、小泉純一郎が首相になり構造改革を連呼。そのあとも安倍晋三、福田康夫と清和会から首相が出ています。
この清和会、正式名称は清和政策研究会と言います。
では、どんな政策を研究しているのかと言えば、ワシントン・コンセンサスの信奉者なんです。
つまり、途上国を借金地獄へ陥れた、あの構造調整プログラムを実施しようとしているわけです。
だから、格差がますます広まって、貧乏人が増えるのは当然なんですね。
途上国のことを知っている人間なら、こんな馬鹿げた政策を採用するはずはないんですけどね。
清和会は、最近、ネットでは外資企業に利益誘導する“外資族”なんて呼ばれています。
そのメンバーは、森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫、中川秀直、町村信孝、世耕弘成、山本一太、谷川秀善、下村博文、小池百合子、高市早苗などなどがいます。
では再びロスチャイルドの世界革命行動計画を見てみましょう。
「2. 政治権力を奪取するには「リベラリズム」を説くだけで十分である。そうすれば有権者は1つの思想のために自らの力、特権を手放すことになり、その放棄された力、特権をかき集めて手中に収めればいい。」
もう一つ
「24.代理人はその誤りを我々が承知している理論、原則を教え込むことで、社会の若年層の精神を惑わせて腐敗させる目的で、あらゆる階級、あらゆるレベルの社会、政府に潜入しなければならない。」
自由主義という、なんとなく耳触りのいいフレーズに惑わされると、逆にどんどん自由が奪われていきます。
また、経済学なんてものはハッキリ言ってインチキです。その証拠に、全く役に立っていないじゃないですか。逆に世界中のほとんどの人間が、どんどん追い詰められていっています。彼らはインチキな理論であることを承知の上で我々に教え込んで、裏で笑っているわけです。権威に盲従するのは良くありません。
清和会の手口を覚えておいて、だまされないようにしましょう。
2001年9月11日、米国同時多発テロ事件が発生します。
この件は御存知の方も多いと思いますので、ごく簡単にザッと説明しますが、この911事件には、非常に不可思議な点が多くあります。
ハイジャックされてペンタゴンに突っ込んだと言われるボーイング757型機ですが、ペンタゴンにできた穴は主翼の幅38mよりずっと狭いんですね。この写真は、もちろん合成ですが、この大きさの飛行機が突っ込んだら、この程度の穴で済むはずがありません。
これはペンタゴンの裏側ですが、消火が終わった直後の穴です。おそらく人の背丈ほどしかありません。
それに、機体の残骸も見当たりません。
これは飛行機が突っ込んだ直後の写真ですが、建物前の芝生には、あの大きな飛行機の残骸がありません。
この時点では、まだ建物の上の部分が残っています。
これは、建物の上の部分が倒壊し始めた頃の写真ですが、どこにも飛行機が見当たりません。
続いて世界貿易センタービルの写真です。
飛行機が突っ込んで起きた火災が原因でビルが倒壊したことになっていますが、ジェット燃料では鉄骨の融点までは上がりません。ですから、WTCは爆破解体によって崩落したのだと言われています。
ビルを崩壊させるためには中心部のコアを破壊しなければなりません。
この写真の噴煙の上がり方を見れば、ビル中心部のコアが爆破されたように見えます。
この写真では、鉄骨がまるで木の葉のように飛び散っていることが確認できます。これは自然倒壊ではあり得ない現象です。
飛行機が衝突したのはツインタワーなのに、何も攻撃を受けていない第七ビルが攻撃から7時間後に崩壊しています。しかも、その崩れ方が、どう見てもビルの爆破解体で、土地占有面積内に完全に崩落しています。
WTCの3つのビルの崩壊は自然落下速度に近く、ほぼ左右対称に倒壊しています。
この事実と整合性があるのは、制御爆破解体のみです。つまり米国政府の公式見解は嘘だと言うことですね。
この他にも多くの疑問があるのですが、9/11の真実を求める学者たち(S911T)というグループが国際的共同体による検証と公開を要求しています。 その内容を見てみましょう。
ところが、このような疑問はメディアに載ることはほとんどありません。なぜなら、メディアは支配者層の道具にすぎないからです。
一例を挙げてみましょう。
世界的な複合メディア企業ニューズ・コーポレーションの代表取締役でメディア王と呼ばれるルパード・マードックの経済顧問は、ロスチャイルド社のアーウィン・ステルザーです。
ルパード・マードックは次々とメディアを買収してきました。この資金の出所がロスチャイルドなのです。
これは本当かどうか確認できていませんが、Jew Watchというサイトによれば、既存メディアの96%がロスチャイルド家の資本傘下にあるそうです。
9.11事件に関しては、疑問だけではなく、たくさんの証言も出てきています。
その中で最も核心をついていると思われるのが、イタリアの元大統領フランチェスコ・コシガ氏の証言です。
「欧米のすべての諜報機関はこの大規模な攻撃が、アラブ諸国に非難を差し向け、西側がアフガニスタンとイラクの戦争に参加するため、ユダヤ至上主義者の世界的グループの協力で、CIAとイスラエル諜報機関モサドによって計画され、実行されたということを熟知している」
おそらく、この通りでしょう。ただ、正しくはユダヤ至上主義者の世界的グループの“協力”ではなく“命令”だと思いますが。
また、元ドイツ連銀総裁エルンスト・ヴェルテケの発言も、事件に国際金融資本が関わっていた証言として注目に値します。
「ニューヨークとワシントンの攻撃に関わった人々が、欧州の証券市場の“テロ・インサイダー取引”に関わって利益を得ようとした多くの事実が明らかになっている。直前に、航空会社、保険会社、商社や金や石油市場の不可解な売買が行われている」
日本では元NHK解説委員主幹の長谷川浩さんが、世界貿易センターで犠牲となった被害者の国籍別人数を調べたところ、本来は勤務していたはずの米国とイスラエルの二重国籍を持つ4000人のユダヤ人が1人も死んでいなかった事実をつきとめました。長谷川さんは10月10日23時の特別番組でその件を報告したところ、5日後にNHK構内で不審な転落死を遂げています。
これで日本のマスコミは怖くなって口を噤んだのではないかと思います。
9.11を口実として米国は対テロ戦争に突入しました。
まずは、2001年10月、アフガニスタンに侵攻します。
これは初め「無限の正義作戦」と名付けられましたが、さすがに批判が噴出して、のちに「不朽の自由作戦」と改められます。(笑)
アフガニスタンは世界を代表する麻薬の生産地でしたが、タリバン政権によって厳しく取り締まられ、大幅に生産が落ち込んでいました。
ところが、米軍の侵攻後には親米政権の下で麻薬の生産が大幅に増えて、185トンから約44倍の8200トンに激増しています。
今では世界で流通する阿片の93%がアフガン産になったそうですが、それがタリバンの資金源になっているとされています。
しかし、タリバンというのは敬虔なイスラム原理主義者ですから、麻薬は勿論、お酒も御法度です。
ましてや彼らは、もともと田舎のお百姓さんですから、世界に麻薬をばら撒けるようなコネもルートも持っていません。
CIAが麻薬の胴元であることは公然の秘密ですから、どう考えても、これは濡れ衣でしょうね。
おそらく、パイプラインの他に、この阿片利権もアフガニスタン侵攻の理由の一つでしょう。
続いて2003年3月、イラクにも侵攻を始めます。
米国がイラクを攻撃した理由は、始めはフセイン大統領がアルカイダと協力関係にあるというものでしたが、事情を知っている者にとって、世俗化を推し進めているフセインはイスラム原理主義者と仲が悪いことは有名でした。
この理由が通用しなくなると、今度はイラクが大量破壊兵器を持っているというのが侵攻の理由となりました。しかし、イラクは第一次湾岸戦争以来、厳しい経済制裁を加えられていて、大量破壊兵器どころかインフラ整備も出来ない状態でした。それに、イラクは国連査察団の調査を受け入れ、その結果、大量破壊兵器など持っていないことが判明してしまいました。
この嘘がバレると、今度は独裁者のフセインを倒して中東を民主化するというのが理由として挙げられます。しかし、同じ中東の独裁政権でも親米であるサウジアラビアやクウェート、アラブ首長国連邦などは全く問題にしていません。
つまり、イラクへ侵攻した理由のいずれもが嘘だったわけです。
イラク戦争は泥沼化して、ブッシュは大失敗したと批判を受けていますが、その指摘はおそらく間違っています。
なぜなら、ブッシュの役割は「分裂と混沌」をつくり出すこと。だから、ブッシュはアジェンダを見事に果たしたのだと思います。
対テロ戦争は、何もアフガンやイラクだけが相手ではありません。その矛先は米国民へも向かっていると言っても過言ではないでしょう。
テロとの戦いを口実に2001年10月26日、愛国者法が可決されました。
大統領令第10999号
全ての交通手段を支配する権限を政府に与えた。
大統領令第11000号
政府の監督の下に国民を労働奉仕団に動員する権限を政府に与えた。
大統領令第11921号
大統領が理由を明示せずに緊急事態宣言を発するのを許し、議会は6ヶ月間、その行為の可否を調査出来ないと定めた。
下院法案第HR1528号
盗聴器の取り付けを含む隣人の監視を国民に義務付け、拒否した場合には2年以上の禁固刑が科せられる。
2005年8月12日付財務省通達
政府は緊急事態が発生した場合、通貨や金・銀等あらゆる種類の金融商品を押収する権利を有する。
さらに、2005年5月11日、REAL ID法が成立します。
これはバートコード入りの生体認証付きIDカードの所持を義務付ける法律で、2009年12月31日より実施されることが決まっています。
ちなみに、バーコードが666であることは御存知ですよね。
バーコードの数字には意味があって、一番左が国番号、二番目が会社情報、三番目が製品情報となっているのですが、それぞれの間に番号の付いていない長い棒があります。
これを読み取り機で読むと「666」になります。
バーコードを製造したのがIBMで、IBMがシオニスト企業であることを考えると、どうもこれは偶然とは思えません。
彼らは聖書の預言を本気で実現させようと考えているのでしょう。
では、〆にロスチャイルドの世界革命行動計画を見てみましょう。
「1.人間を支配するには暴力とテロリズムに訴えると最善の結果が得られる。権力は力の中に存在している。」
もう一つ
「5.我々の権利は力の中にある。私が見出している新たな権利とは、強者の権利によって攻撃する権利であり、既存の秩序、規律のすべてを粉砕し、既存のすべての制度を再構築する権利である。」
とりあえずロスチャイルド関連の世界史は以上です。