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【ロン・ポール議員の発言集『Stop Dreaming』(日本語字幕版)】
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「もし貴方が大統領だとしたら、国税庁消滅に取り掛かりますか?」
「すぐに!」
「何が政府の役割かという考えを新たにした時にのみ、国税庁の撤廃が可能である。
もしあなた方が、国民の誕生から死ぬまで、政府が面倒を見るべきであると考えているなら、そして外交政策の為に何百億ドルという税金を使って、出来もしない世界中の治安の維持に、アメリカ政府が勤めるべきであると考えるなら国税庁は撤廃できない。
しかし、もしあなた方が税金を安くして欲しいなら、そして政府がお金が不足しているからと紙幣を印刷し続けてインフレを引き起こすのを止めて欲しかったら、考えを変えなくては駄目です。」
「最初の週に、私は既に国税庁を撤廃しましたから、次の週には誰も話そうともしない、インフレーションタックスを撤廃します。
我々は費用を負担する余裕もない外交政策と奨励された社会保障制度のせいで、我々の収入を越えた生活をしています。
我々は紙幣を印刷します。お金の価値は下がります。そして貧乏な人ほど高い値段を払います。それが税金なのです。
それは、貧乏な人と中流クラスの人達からウォールストリートへの富の移動なのです。ウォールストリートは、実に景気が良いです。しかし、インフレ税が、この国の中流クラスを侵食しているのです。我々は健全な通貨で、インフレ税を失くす必要があるのです。」
「国税庁廃止は何も過激な事じゃないんです。むしろ私にとって過激といえる事は、予算を使い過ぎて、そして借り過ぎて、その結果としてお金が足りなくなってきたら紙幣をどんどん印刷し、そして、何故こんなに赤字が続くのだろうと不思議がって、その上中国からお金を借りて、我々の軍事費に当てていることです。」
「貴方は、共和党候補の中で
ただ一人だけ、最初からイラクでの戦争に反対を表明していますが、それを今晩の討議会で持ち出すつもりですか?」
「もしその機会があれば勿論です。現在アメリカの国民の70%が、外交政策は間違った方向に進んでいるので見直したいという意見ですからね。」
「貴方は戦争に反対していますが、貴方の仲間のここにいる共和党の人達は何故間違っているのですか?」
「それは、非常に良い質問ですよ。何故70%のアメリカ人が、我々にイラクから撤退してもらいたがっているのか。
そして何故、去年共和党が選挙に負けたのか(ここの皆さんに)質問してみたらいかがですか?
我々は、外交政策を見直し(他国の)内政不干渉の政策をとることを強く提案します。」
「宣戦布告をしていない、そして必要のない戦争に反対することに、我々保守派は恥ずかしがることはないのです。わが国は、第2次世界大戦以来ずっと戦争をしていますが、宣戦布告は通告したことがないのです。」
我々は自分達のことにもっと注意を向けるべきです。そして建国の父達のアドバイスに耳を傾けるべきです。それは 混乱している提携から手を引いて、他国の建設にも関係せず、他国の内政に口出しするなということです。我々がこの政策をしっかり抱えていたら、沢山のアメリカ人が死なずに済んだのです。
「中東から軍隊を引き上げるのに
これ以上の費用は必要ないのです。すでにパイプライン建設用に600億から700億ドルのお金が用意してあるのだから、アメリカ兵を無事に母国に戻すのに十分な費用はあるのです。我々が今必要なのは戦争で傷ついた傷痍軍人を助けるための費用なのです。わが国の政府は、退役軍人を無視し、軍人用病院を無視しています。それなのに、我々は民主党が代案を出さないでいる、戦争を継続させるためにより多くの費用を使おうとしているのです。
それで私が考えるに、共和党の取るべき道として、ブッシュ大統領はわが国の内政に専念し、世界中のパトロールを止めて、他国の建設にも関係せず、他国の内政に口出ししないという、偉大な政策を採用すべきであります。」
「ということは 貴方は 全ての兵士を即刻帰国させるのですか」
「大統領として今すぐやるとしたら…これを24時間で完了できるとは思わないが、内政不干渉の政策を企画し進展させるべきである。
何故、アメリカ兵が韓国に50年も駐在する必要があるのでしょうか?
何故、ヨーロッパに駐在する必要があるのでしょうか?
そんなことしてたら我々は破産しちゃうよ。
我々は外国に兵隊を駐在させる必要はないのです。
我々はもっと国内でお金を使う必要があるのです。
我々は自国の国境を心配すべきで、世界中の国境を心配し、シリアとイランの国境を心配する必要はないのです。そんなことは、わが国の安全保障とは何の関係もないのです。我々は、自分の国の安全保障を心配すべきなのです。わが国の軍隊は手を広げすぎているので、現在窮地に陥っています。
いつの日にか私達は目を覚ます必要があるのですが、どうも私はこの国が破産して行き詰まるまで、気がつかないのではないかと思いますが、その日が段々近づいていると思います。」
彼は決して増税に賛成したことはありません。
彼は決して赤字予算に賛成したことはありません。
彼は決して議員歳費値上げに賛成したことはありません。
彼は一度も費用が政府持ちの視察旅行に出かけたことはありません。
彼は米国愛国者法案に反対票を投じました。
彼はインターネット規制法案に反対票を投じました。
彼はイラク戦争に反対票を投じました。
彼は連邦の銃規制法案に賛成していません。
彼は連邦省庁の権限増強に賛成していません。
彼は利益の上がる議会の年金制度に参加していません。
彼は毎年の議員歳費の一部を米国財務省に返還しています。
彼は1960年代に空軍の航空医官として勤務しました。
下院議員ロン・ポールは1970年代と80年代初頭に議会の銀行委員会の委員として勤務しました。
ポール博士は連邦の税金を廃止し予算と規制を低くすることに一貫して投票しています。
そして議会では 政府を本来の憲法に記された機能に戻すように積極的に活動しています。
1984年彼は自分の意思から議員生活に辞して医療業務に戻りました。
ポール博士はテキサス州14地区の代表として1977年に議会に戻りました。
彼は現在議会の金融制度委員会と議会の外交委員会の委員です。
彼は連邦政府を大きく縮小し憲法の原則に戻ることを 主張し続けています。
夢を見続けるのをやめよう(現実を見よう) 共和制国家を再生させよう ロン・ポール 2008年
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