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資料室

【ツァイトガイスト / 時代精神:付録】

※『Zeitgeist Addendum』の動画は下記でご覧いただけます。
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以前の人種差別、性差別主義、そして宗教的ショービニズムから熱狂的愛国主義まで、これから影響を及ぼす力を失いつつある。私は誰なのか、良いまたは悪い人なのか、成功しているか否かは、それで今まで生きてきた中で学んできたものである。乗り物に乗っているようなもんだ。いつでもそれを変えることが出来るのである。ただ選択すれば良いことである。努力も、労働も、仕事も、貯金もない。私は自分が間違ったゲームをしていたことに気づいた。自分が既にどういう人であったかを発見するのが本当のゲームであった。

私たちはこう言っていた。

人間の心に急進的な革命を持ち出すのが、どれほど大事なことであるかを。意識の中の危機が危機なのである。それはもう既に古い基準、古いパターン、古代の伝統を、これ以上受け入れることの出来ない危機なのである。そして、今の世界の状況を考えると、すべての不幸、闘争、破壊的な野蛮行為、攻撃、等... まあ、彼はまだ元のままの彼である。彼は未だに野蛮的で、暴力的、攻撃的、貧欲で、競争力が強い。そして、これらの特性を基に彼は一つの社会を築いた。それは非常に病的な社会にうまく適応するための物差しにならない。

- J.Krishnamurtiより

今日の社会は一連の機関によって構成されている。政治的機関、法的機関、宗教的機関から、社会階級、家族的価値観と、職業的な専門分野まで。これらの伝統化された期間が我々の考え方と物の見方を作り上げてきたのが明らかである。そして、我々はこれらの機関の中で生まれ、方向付けられて、習慣づけられる。金融システムほど、当然のことと考えられ、誤解されているシステムはないようだ。ほぼ宗教的な規模を成しながら、確立された金融機関は、最も問題視されていない信仰の形の一つとして存在している。お金がどのように生成され、それを管理するポリシーと、お金がどのように社会に影響するかについては、大部分の人々は興味を持っていない。

1%の人たちが全地球の40%の富を所有するこの世界で。

貧困と予防可能な病気から、一日に34,000人の子供の命が奪われ、50%の世界の人口が毎日2ドル以下で生活するこの世界で。一つのことが明らかである。何かが間違っている。そして、我々が知るか知らないかに関わらず、すべての確立された体制、つまり社会そのものの活力源が、お金であるのだ。したがって、この金融政策の機関を理解することが我々がなぜこのような生活をしているかを理解するには重要なことである。残念ながら、経済学は当惑させ、退屈であると思われている。無数の金融専門用語とさらに続く脅えさせられる数学が理解しようとする人々をすぐに思いとどまらせてしまう。しかし、実際は、金融システムの複雑さは単なる覆面なのである。人類が容赦したことの中で、最も社会的に麻痺している組織を隠すために設計されたものである。

1.

自分たちが自由であると間違って信じている人たちほど、絶望的に奴隷化されたものはいない。

-Johann Wolfgang von Goetheより、1749年 ~ 1832年

数年前に、アメリカ合衆国の連邦準備銀行が「Mondern Money Mechanics(現代貨幣の仕組み)」という書物を作成した。この出版物は連邦準備銀行やそれがサポートする世界の商業銀行のネットワークに利用されている組織化された貨幣生成の慣例について詳しく述べている。この書物の1ページ目には、この本の目的を述べている。この子冊子の目的は断片的なjyン日銀行システムの中での貨幣生成の基本的な過程を記述することである。そして、この本は様々な銀行業専門用語を用いて、この断片的な準備銀行システムについて述べていく。

それを以下のように翻訳できる。

アメリカ合衆国政府はある程度のお金が必要であると言う。そして、政府は連邦準備銀行に連絡して、例えば100億ドルを要請するとする。連邦準備銀行は「もちろん。では、そちらから100億ドルの国債を買いましょう。」と返事する。

政府は紙を用意して、何かしらの公式的なデザインをそれらの紙に印刷したものを財務省長期債権と呼ぶ。そして合計100億ドルになるようにこれらの債権に価値を付ける。そして連邦準備銀行にこれらを送る。連邦準備銀行が代わりに何束もの紙に見事に絵を描く。これで初めて連邦準備券と呼ばれるようになる。同じようにこれらの連邦準備券に100億ドルの価値を付けて、連邦準備銀行がこれらの連邦準備券で国債と交換する。この交換が完了したら、政府はこれらの連邦準備券を持って、銀行口座に預金する。預金されたら、これらの紙で作られた券が正式的に法定通貨となるのだ。米国の通貨供給に100億ドルを追加したことになる。ほら、100億ドルの新しいお金がこのように作られたのである。もちろん、この例は一般論とされているものである。

実際、この取引は電子的に行われる。紙はまったく使われないのだ。事実上、たった3%の米国の貨幣供給が物理的な通貨に存在するのだ。その他の97%は事実上パソコンの中だけに存在するのである。なお、国債は債務の道具として設計されている。連邦準備銀行が空気から作られるようなお金で国債を購入する際に、政府は連邦準備銀行にそのお金を払い戻すと約束しているのである。言いかえれば、このお金は債務から生成されたのである。お金または価値がどのように借金または債務から生成されたかを語る非常に退屈なこのパラドックスは私たちがこのエクササイズを進めるに連れて、もっと明らかになる。

話しが交換が行われたところに戻る。100億ドルがある商業銀行の口座にリストされた。ここが本当に面白くなるところだ。部分準備制度に基づくと、この100億ドルの預金が直ぐに銀行準備の一部になるのだ。その他の預金と同じように。そして「Modern Money Mechanics」で述べる準備要求によれば、「銀行は必ず預金の規定された割合に等しい法的に定めた必要準備を維持しなければならない。」そして、これらの量を定めるようにこう記している。「現在の規定のもとに、ほとんどの取引口座に対する必要準備は10%である。」これは100億ドルの預金では10%または10億が必要準備として押さえられることを意味する。残りの90億は過剰準備と考えられ、新しいローンの元として使うことができる。なお、この90億がまさしく存在する100億の預金から来たと仮定するのが合理的である。しかし、実はそうではないのである。本当は、すでに存在する100億ドルの預金の上に、この90億は単に空気から生成されたのである。貨幣供給がこのように展開されるのである。

「Modern Money Mechanics」で記されているように、「もちろん彼らは(銀行が)」預金として受け取るお金をローンとして払い戻さないのである。もし払い戻していたら、追加されるお金が作り出されないのだ。ローンを作るときに彼らがすることは約束手形、つまりローン契約を受け取ることで、借り手の取引口座にクレジット、つまりお金と引き換えに。言い換えれば、90億を何もないところから作り出せるのである。単にこのようなローンの需要があって、100億ドルの預金が必要準備を満たせるからである。さて、誰かがこの銀行に入り、新しく利用できるようになった90億ドルを借りると仮定する。この人はほぼ間違えなく、この借りたお金を自分の銀行口座に入金するだろう。このプロセスは繰り返される。銀行準備の一部になるこの預金については、その10%が隔離され、つまり90億の90%または81億がより多くのローンのために、新しく作り出されたお金として利用できるようになった。そして、もちろん81億はまたローンとして借り出され、再び預金され、さらに新しく72億を作り出し、同じように、65億、59億のように続く。この預金貨幣生成ローンサイクルは厳密に言えば、無限に続くことができる。平均した数学的な結果は元の100億ドルからは約900億ドルが作られることになる。言い換えれば、銀行システムで一度でも現れるすべての預金が、その預金のおよそ9倍のお金が空気から作り出されることができるのである。

「お金にイライラ?親切なバンク・オブ・アメリカに、心が休まる直ぐに手に入るお金の樽瓶を聞いて見ましょう。M-O-N-E-Yを便利な個人ローンの形で。」

さて、お金がどのようにこの部分を連邦準備銀行システムによって作られるかを今お分かりになっただろう。論理的だが、幻想的な疑問が思い浮かぶだろう。何が実際にこの新しいお金に価値を与えているのだろうか?答えは既に存在しているお金である。新しいお金は本質的に、存在している貨幣供給から価値を盗む。商品やサービスへの需要とは関係なく、貨幣供給量が増加している。そして、需要と供給が均衡を決定するように、物価が上がり、個々のドルの購買力を減少させる。これは一般的にインフレーションと呼ばれ、インフレーションは実質、大衆に課せられる隠された税金である。一般的にどんなアドバイスを耳にするだろうか。それは、通貨を拡張させよというアドバイスだ。

彼らは通貨を格下げろとは言わなければ、通貨の価値を下げろとも言わない。彼らは貯金した人々を騙すとは言わないが、金利を引き下げると言う。本当の詐欺は、貨幣の価値を歪める時である。貨幣を何もないところから作り出す時、私たちには何の貯金もない。しかし、資本と呼ばれるものがある。そこで、私の質問はこれに絞られる。「いったい全体どうやって、インフレーションの問題を解決できようか?」それは、更にインフレを進行させる貨幣供給を増やせることである。当然、それはあり得ない。部分準備システムによる貨幣の拡張は、先天的にインフレを誘発するものである。貨幣供給の拡大行為は、経済の中で、それに比例した商品とサービスの増加を伴わない場合は、いつも通貨の価値を下げてしまう。実際に、歴史上の米ドルの価値と貨幣供給の関係を見てみると、このポイントを最も明らかに反映できるのだ。反比例の関係になっているのが明白である。1913年の1ドルは、2007年の21ドル60セントに相当する。連邦準備制度が適用されてから、通貨価値の96%の下げ率になる。

 さて、もしこのインフレが先天的に永続する現実が、不条理で経済にとって自滅的に見えるなら、ちょっと待って。金融システムの運営方法について、不条理というのは控え目な言い方である。なぜなら、経済システムにおいて、お金は債務で、債務がお金である。ここに、1950年から2006年までのアメリカの貨幣供給のグラフがある。ここに、同じ期間においてのアメリカの国債のグラフがある。興味深いのは、これらの傾向は実質上同じであるのだ。お金がより多くなれば、負債もより多くなる。債務がより多いほど、お金もより多くなる。違った視点から言えば、あなたの財布の中のすべての一枚一枚のドルが、誰かによって誰かに借りたものである。記憶のために、お金が借金からのみ作り出されることをもう一度言おう。そのため、もし誰もがこの政府の債務を含むすべての債務を完済することができたなら、1ドルも流通されなくなるのである。

「もし貨幣システムに債務がなくなるなら、お金もすべてなくなってしまう。」

- 連邦準備理事のMarriner Eccles、1941年9月30日より

実際には、アメリカの歴史の中で、国家債務を完全に払い終えたのは、アンドリュー・ジャクソン大統領が連邦準備制度を進めようとした中央銀行を封鎖した1835年の時であった。実際、ジャクソンの全体的な政治綱領は、基本的に中央銀行を封鎖することを中心にして展開されたのである。彼の言ったことでこれらの点を述べていたのは、「現在の銀行が政府をコントロールするために大胆に取り込んでいることは、永続されるこの機関に騙されるべきか、またはこれに似たもう一つのものを設立するのかを待つアメリカの人々の運命の兆候である。残念ながら、彼のメッセージは長く生きることはなかった。そして、国際銀行家たちは1913年にもう一つの中央銀行、つまり連邦準備銀行を設立することに成功したのである。これが存在する限り、永続する債務も確実に存在する。さて、これまでに、私たちはお金がローンを通して、債務から作り出されることについて話しをしてきた。これらの債権は銀行準備に基づき、銀行準備は預金からくる。この部分準備制度による、どの分の預金も、元も9倍の価値を作り出すことができる。その代わり、既存の貨幣供給の価値を引き下げ、物価を引き上げる。すべてのお金が債権から作り出され、商業の中をランダムに循環するため、人々は元々の債権から切り離される。貨幣供給から、生活費をまかなうのに十分なお金を引き出すため、人々は雇用競争を強いられ不均衡が生ずる。これらのすべてのことが、機能不全で後退しているように見えるかもしれないが、私たちがこの方程式から省いたものが、もう一つある。そしてこの構造のこの要素が、システム自体の本当に詐欺的な性質を明らかにする。

それは、「利息」の適用である。

政府が連邦準備からお金を借りる時、または誰かが銀行からお金を借りる時、ほとんどいつも、露骨な利息と一緒に払い戻されなければならない。言い換えれば、ほとんどすべてのお金が、最終的に利息と共に銀行に返却されなければならない。しかし、もしすべてのお金が中央銀行から借りられて、そしてローンを通じて商業銀行によって広められるなら、元金と呼べるものだけが、貨幣供給の中で作り出されるのである。それで、課されたすべての利息を返済するためのお金はどこにあるのだろう?

どこにもない。存在しないのだ。

これの影響は、人を唖然とさせてしまう。銀行からの借金額は、いつも流通の中で利用可能なお金の量を超越している。これが、なぜか経済が常にインフレ状態である原因なのだ。新しいお金がいつも、システム内に築かれた永続する債務をまかなうために必要だからである。利息を払わなければならないことが原因で。さらに、これは数学的に言えば、債務不履行と破産が、最初からシステムの中に構築されているのである。そして、社会の中のふところの寒い人たちが、貧乏くじを引いてしまう。これは、椅子取りゲームに似ている。音楽が止まる度に、誰かがグループから省かれてしまう。それがゲームの目的である。それは、真の富を例外なしに、個人から銀行へと移転する。もし抵当を支払えないなら、彼らはあなたの所有物を取り上げてしまう。このような債務不履行が部分準備のせいで、避けられないものでありながら、銀行が貸したお金は最初から合法的に存在しなかった、ということが分かると、余計に腹が立つだろう。

1969年、ミネソタ州に、ジェローム・デーリ(Jerome Daly)という男性が、住宅ローンを提供した銀行が彼の家を差し押さえた件に挑んだ裁判があった。彼の主張は、住宅ローンの契約は、彼と銀行の両者共、取引のために合法的な形の所有物を差し出すように要求していたのである。法律用語(米)では、これは「約因」と呼ばれる。約因とは、[契約の基本である。契約は、何らかの形の約因の交換によって成立される。]

デーリ氏は、自分が借りたお金は実際には、銀行の資産ではなかったと説明した。ローン契約書が署名された時に、何もないところから作り出されたものである。「現代の貨幣の仕組み」で、ローンについての記述を覚えているだろうか。彼らがローンを作る時に、預金と引き換えに、約束手形(つまり契約書)を受け取るのだ。銀行の準備金は、ローン取引には左右されないが、しかし、銀行システムの合計金額に、新しく預金が追加されるのだ。言い換えれば、お金は既に存在する銀行の資産から来るのではなく、銀行はそのお金を作り上げているだけで、紙の上の理論上の義務を除いて、自らの資産を何も差し出さないのである。裁判が進むにつれて、銀行の社長のモーガン氏が証言台に立った。そして、裁判官の個人的な覚書は、こう振り返る。

原告(銀行の社長)は、連邦準備銀行と共同で、簿記に記入することによって、お金とクレジットを作り出していたことを認めた。お金とクレジットは、彼らが作り出した時に初めて存在するようになる。モーガン氏は、彼にこれができる権利を与える米国の法や法令は無いことを認めた。合法的な約因が必ず存在し、かつ約束手形をサポートするために差し出されなければならない。陪審は、合法的な約因がなかったと判断したことに、私も同意した。そして彼は詩のような付け足しもした。「神だけが、何もないところから価値ある何かを創り出せる。」と。このことが暴露されたため、裁判所は、銀行の差し押さえの主張を却下し、デーリ氏は自宅を守ることが出来た。

この裁判判決による意味には、計り知れないものがある。

毎回あなたが銀行からお金を買いりる際に、住宅ローンにせいよ、クレジットローンにせよ、渡されたお金は偽造であるだけでなく、違法な形の約因でもあるのだ。ゆえに、払い戻す契約は無効になる。銀行は、最初から資産として、そのお金を所有したことがないので。不幸にも、このことについての法的な実現は抑圧され、無視されている。そして、永久的に富の移転と負債のゲームが続いていく。これは私たちに究極な質問を投げつける。

なぜ?

アメリカ南北戦争中に、リンカーン大統領はヨーロッパの銀行が提供する高金利のローンを避けて、建国の父たちが提唱していたことをすると決意した。それは、独立した債務が付きまとわない通貨を作ることであった。それは「グリーンバック(The Greenback)と呼ばれた。この法案が実行されて間もなく、イギリスと米国の民間銀行の同業者の間で、ある内部文書が回覧された。それはこう述べていた。

"「奴隷制は、労働力を所有することで、労働者の世話も伴う。"

一方、ヨーロッパの計画では、給料をコントロールすることで、資本が労働者をコントロールする。これはお金をコントロールすることによってできるのだ。グリーンバックを許すことはできない。… 我々がそれをコントロールできないからだ。」

部分準備政策は、連邦準備銀行がしでかしたことで世界の銀行に広められているが、実際には、現代の奴隷制システムである。考えてごらん。お金は借金から作られる。そして人々は借金があるとき、何をするだろう?彼らは借金を返済するために、雇用者に服従する。だが、もしお金は借金から作り出されることができるなら、社会は、一体どのように借金なしの状態になれるのだろう?

 できないのだ。それがポイントである。

そして、資産を失う恐れとさらに、この精度に永遠に付きまとう借金とインフレについて行くためにもがいて、貨幣供給自体の中で避けられない貨幣不足、絶対に完済できない利息によって作られ、それが給料奴隷をコントロールし、他の何百万もの者と一緒にハムスターの回し車を走っていて、事実上、帝国の権力を強化していて、ピラミッドの頂点に君臨するエリートだけに利益をもたらすのである。一日の終わりに、あなたは本当は誰のために働いていたのだろう?銀行のためだ。お金は銀行で作り出され、そして色々な形で最終的に銀行に返ってくる。彼らは本当の支配者であり、彼らがサポートする会社と政府とともに。

肉体的な奴隷制は、人に住居と食料を提供することを必要とする。経済的な奴隷制は、人が自分自身で食料と住居を調達することが必要となる。

"それは社会を操作するための、歴史上で最も巧妙な詐欺の一つだ。"

その中心は、人に対する目に見えない戦争である。負債は社会を征服し、奴隷化する武器として使用され、利息は重要な弾薬である。大多数はこの現実に気づかないまま、政府や企業と共謀する銀行は、経済戦争の戦略を完璧にしながら拡大させ、世界銀行や国際通貨基金(IMF)などの新しい基盤を生み出す間に、さらに、新しいタイプの兵士を発明している。

エコノミックヒットマンの誕生だ。

2.

[ ll ]「国家を征服し奴隷化する方法は、2つある。1つは剣によって、もう1つは債務によって成す。」

- ジョン・アダムス(John Adams)、1735年 〜 1826年

我々エコノミックヒットマンは、この初めての真のグローバル帝国を作るために、重要な役割を果たしてきた。我々は色々な方法を使って働く。一般的には、企業が切望する石油のような資源を持っている国を特定し、世界銀行またはその姉妹組織からこの国への巨額の融資を手配する。だが、お金が実際にその国へ行くことはなく、代わりに、大企業がお金を受け取り、その国の基本的施設を建設しに行くのである。発電所、工業団地、港湾… 我々の企業に加え、その国の数少ないお金持ちに利益をもたらすことばかりで、大多数の人々の役にはまったく立たない。それなのに大多数の人々、つまり国全体には巨額の借金が残される。彼らが決して返済できない巨額の借金だ。それこそが計画の一部である… 彼らが返済できないことが。そして適当な時期になると、私たちエコノミックヒットマンがその国へ行き、こう言う。「聞いてください。借金を返せないなら、石油を売りなさい。」我々の石油会社に本当に安くね。我々がこの国で軍事基地を建設すること、またはイラクのような場所に我々をサポートする軍隊を送ることを許可し、或いは、次の国連の投票で我々と同じ票を投じる。彼らの電力会社を民営化し、水と汚水システムを民営化して、米国の企業や他の多国籍企業に売却するのだ。すべてが急激に成長するのだ。国際通貨基金と世界銀行の典型的なやり方だ。彼らは国に借金を負わせ、返済できないようなあまりにも巨額な借金なのだ。それから再度融資の提供を申し出て、さらに多くの利息を払わせる。次に「コンディショナリティー」または「グッドガバナンス(良い統治)」と呼ばれる代償として、基本的に彼らは多くの資源を外国の企業に売却しなければならないことを意味する。公益事業、時には教育システム、行刑制度、保険システムなどのような社会サービスを含む。なので、これはダブル、トリプル、四倍の致命的な一撃になる。

[イラン 1953年]

経済殺し屋の先例が始まったのは1950年代で、イランとモサデクが民主的に選出された時であった。彼は中東と世界中で民主主義の希望の星と見られていた。彼はタイム誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。しかし… 彼が続けた一つのことで、外国の石油会社は、イランからの石油のためにイランに多額の支払いをしていたこととイランの人々は自分らの石油から利益を受けるべきであるという考えを埋めつけ始めた。変わった政策だ。もちろん私たちはこれを好んでいなかった。しかし、私たちはいつもしていたことをするのを恐れていた。それは軍を派遣することであった。代わりに、一人のCIAエージェント、テディ・ルーズベルトの親戚でもあったカーミット・ルーズベルトを送り込んだ。そしてカーミットは数百万ドルを持っていって、彼はとても人に好かれていて、かつ短期間で効率的に彼はモサデクを転覆することに成功し、いつも石油に好意的なイラン国王を政権に立たせた。それは非常に効果的だった。

[イランでの反乱]

テヘランの暴徒たち。

陸軍士官は、モサデグが降伏し、事実上の独裁者の政権は終わったと叫んだ。写真は感情を逆に街をパレードしているイラン国王。イラン国王の帰還は歓迎された。話しが戻って、米国のワシントンでは、人々はお互い見合ってこう言った。「ウォー、それは簡単で安かったな。」これで国々を巧みに操作するためのまったく新しい方法と帝国を生む方法を確立した。ルーズベルトの唯一の問題は、彼はカードを持つCIAエージェントであった。もし彼が暴露されたら、かなり深刻な結果になっただろう。世界銀行やIMFか、またはそのような機関を通じて資金を運ぶ。民間のコンサルタントを使って、私のような民間企業に勤務する人を入れることに素早く決定されたのである。したがって、もし我々が捕まったら、政府的な影響はないのである。

[グアテマラ 1954年]

Arbenz(アーベンズ)がグアテマラの大統領になった時、この国はUnited Fruit Company(ユナイテッド・フルーツ社)と大きな国際的な企業の親指下にあった。Arbenzはこう記したチケットを持って選挙に臨んだ。「我々は土地を人々に返したい」と。そして彼が政権についたらすぐに、人々に土地の権利を与えるこの政策を実施した。「ユナイテッド・フルーツ」はあまりそれを好まなかった。彼らは広報会社を雇って、米国で巨大なキャンペーンを実施し、Arbenzがソ連の操り人形であり、もし彼が権力の座に居座り続けるなら、この半球において、ソ連に足場ができることを米国の人々、米国の市民、米国のメディアと米国の国会を説得するためであった。また、あの時代では、皆の心には大きな恐怖があった。赤の恐怖、共産主義への恐怖感。長い話しを短くすると、この広報キャンペーンが、CIAと軍隊がこの男を摘み取る約束につながったのである。私たちは実際にそれをしたのである。戦闘機を派遣し、兵士を派遣し、手先を派遣した。男を摘み取るために必要なすべてのことを派遣した。そして男は摘み取られた。彼が失脚してから、もう一人新しい男が権力の座に就き、基本的に大きな国際的な企業への政策を回復したのである。国際的な企業には、ユナイテッド・フルーツが含まれる。

[エクアドル、1981年]

エクアドル、長年にわたって、米国支配の、しばしば比較的残忍な独裁者に支配されていた。そしてある時、本当に民主的な選挙をやろうと決められた。ジェイミー・ロルドス(Jaime Roldos)が選挙に立候補し、エクアドルの資源は人々を助けるために使用されることが、彼の大統領として目標であると述べた。最終的に彼は勝った。圧倒的な強さで。エクアドルで、史上最多の票数で。大統領になってから、彼はこれらの政策を実施し始めた。石油の利権が確実に人々を助けるのに使われることを確認した。しかし… 我々アメリカ合衆国はあまりそれを好まなかった。私はロルドスを変えるために送り込まれた経済殺し屋の一人である。彼を腐敗させるため。彼らを周辺に持ってくるため。彼に知ってもらうため… 想像がつくだろう?「分かるだろう?君は大金持ちになれる。君と家族とともに。もし我々のゲームをするなら。」「ただ、もし約束したこれらの政策を維持し続けるなら、君はいずれどこかに行ってしまわなければならない。」

彼は聞かなかった。

彼は暗殺された。

あの飛行機墜落してまもなく、全地域が封鎖された。中に入ることが許されたのは、近くの基地から来た米軍と一部のエクアドル軍であった。調査が始まった時、二人の重要な目撃者が証言できる前に、自動車事故で亡くなってしまった。ジェイミー・ロルドス暗殺前後には、非常に奇妙なことが起きていたのである。他にこの案件に注意を払った人たちと同じように、私は彼が暗殺されたに間違いないと思う。もちろん、私の経済殺し屋の立場からは、彼に何かが起こることを予測していた。クーデターだろうが暗殺だろうが分からなかったが、彼は何かの形で失脚する。なぜなら、彼は腐敗していなかった。我々が彼を腐敗させたかったように、腐敗しなかった。

[パナマ、1981年]

オマル・トリホス、パナマの大統領、私のお気に入りの一人。私は彼がとても好きだった。彼は非常にカリスマ的だった。彼は自分の国を本当に助けたかった。そして私が彼を買収しようとしたり腐敗させようとしたりした時、彼は言った。「なあ、ジョン…」(彼は私をジュアニートと呼んだ)「なあ、ジュアニート、私は金は必要ないんだ。私がこの国の為に本当に必要なのは、公平に扱われるということだ。アメリカがここでやったすべての破壊行為のために出来た借りを、私の人々に返して欲しいんだ。私は、他のラテンアメリカの国々の独立を助けられる立場にいなければならない。そして、北からのこの恐ろしい存在感から開放される手助けをしなければならないのだ。君の国は我々を酷く搾取している。私はパナマ運河をパナマの人々の手中に戻さなければならない。それが私のほしいものだ。だから、ほっといてくれ。私を買収しようとするな。」それは1981年の5月だった。ジェイミー・ロルドスは暗殺された。オマルはそれを良く分かっていた。トリホスは家族を集めてこう言った。「たぶん次は私だ。でも、良いんだ。なぜなら、私はここに来てやりたかったことをやり遂げたのだから。私はパナマ運河の再協定をした。運河は今度こそ、私たちのものになるだろう。」彼はジミー・カーターと協定を終えたところだった。その同じ年の6月、ほんの数ヶ月後に、彼もまた飛行機事故で墜落した。それは疑う余地モ無く、CIAに支援された手先によって遂行されたのだ。大量の証拠がトリホスが飛行機に乗ろうとした最後の瞬間に、セキュリティーガードの一人が彼にテープレコーダーを渡したことを示している。小さなテープレコーダーには爆弾が入っていた。

[ベネズエラ、2002年]

エコノミックヒットマンは、ますます優れていくこと以外は、このシステムがほとんど同じ方法で何年も何年も何年も続いてきたことが、私にとって興味深いのだ。それから次に、ごく最近にベネズエラで起こったことがある。とても腐敗して基本的に国の経済を破壊してきた一連の大統領の後を続いて、1998年、ウゴ・チャベス(Hugo Chavez)が大統領に選ばれた。チャベスはすべての混乱の中で選出された。チャベスは米国に対して立ち上がり、ベネズエラの石油がベネズエラの人々のために使われることを要求した。そう… アメリカではそれを気に入らなかった。このように、2002年にクーデターが実行された。私には何の疑いも無かったが、他のほとんどの人も、CIAがクーデターの背後にいたと思った。クーデターが扇動された方法は、カーミット・ルーズベルトがイラクでやったことを良く思わせるような方法だった。人々にお金を払って、通りに出て、暴動を起こさせ、抗議させ、チャベスは人気がなかったと言わせる。お分かりのように、数千人にそうさせることが出来たら、テレビはそれが全国体であるかのように見せつけ、そしてことが急激に広がる。チャベスの場合は例外で、非常に頭が良くて、人々も彼を強く支持していたため、これを乗り越えることが出来たのである。それはラテンアメリカの歴史の中で驚異的な瞬間だった。

[イラク、2003年]

イラクは、このシステム全体がどう働くかを示す完璧な例である。我々エコノミックヒットマンは防衛の第一線である。我々はその国に入り込んで、政府を腐敗させようとし、巨額の融資を受け入れさせようとする。そして、基本的に彼らを所有するために、その負債をてこの力として使う。もし我々が失敗したら… 私がパナマのオマル・トリホスとエクアドルのジェイミー・ロルドスが腐敗させられるのを拒否されたら、我々が送り込む防衛の第二線はジャッカルたちである。ジャッカルたちは政府を転覆するか暗殺する。そして一度それが起こると、新しい政府が受け継ぎ、もちろん、良く話しを聞くようになる。なぜなら、新しい大統領は、話しを聞かないと何が起こるかを知っているからだ。イラクのケースでは、両方のやり方が失敗したのである。エコノミック・ヒットマンはサダム・フセインに話しを聞かせることが出来なかった。我々は一生懸命頑張った。我々は彼に、サウジらビアでサウジの会議が受け入れたのと良く似た取引を受け入れさせようとしたが、彼は受け付けようとしなかった。そこで、ジャッカルたちが彼を摘み取るために入り込んだ。それも失敗に終わった。彼のセキュリティーは非常に優れていた。最終的に、フセインは一度CIAのために働いたことがあった。彼はイラクの前大統領を暗殺するために雇われたことがあって、それは失敗したが、彼はシステムを知ることが出来た。それで、1991年に我々は軍を送り込んで、イラク軍を一掃した。その時点でサダム・フセインは気が変わるだろうと我々は推測した。あの時に、彼を摘み取ることも出来たのだが、そうしたくなかった。彼は私たちが好むような強いタイプの男だから。彼は人々を支配する。彼はクルド人をコントロールし、イラン人が国境を越えないように維持でき、私たちのために石油を掘り続けるだろうと、我々は思った。そして、我々が彼の軍を一掃すれば、彼は気が変わるだろう。それで、エコノミック・ヒットマンは90年代に成功なしで返っていった。もし成功していたなら、フセインはまだ権力の座にいただろう。我々は彼が欲しがるだけのジェット戦闘機や他に欲しいもの何でも売っているだろう。だが、出来なかった。彼らは成功出来なかったのだ。ジャッカルたちはまた彼を摘み取ることが出来なかったので、我々はもう一度軍を送り込んで、今度は仕事を完成させ、彼を摘み取った。そして、その過程で、我々は非常に儲かる建設の取引を作り出した。基本的に我々が破壊したばかりの国を、再建築しなければならないから。もし建築会社、とても大きな会社を持ってるなら、これはかなり美味しい取引なのだ。イラクには3つの段階が実行された。エコノミック・ヒットマンは失敗した。ジャッカルたちも失敗した。そして、最後の手段として、軍が入っていく。

その方法で、我々は一つの帝国を本当に作り上げた。だが、我々はとてもとても巧妙にやった。内密に。過去の全ての帝国は軍によって築かれ、彼らが建築しているのを誰もが知っていた。イギリス人は自分らが帝国を築いているのを知っていた。フランス人、ドイツ人、ローマ人、ギリシャ人も、彼らはそれを誇りにしていた。彼らにはいつも何か口実があった。文明を広げるため、宗教を広めるためなどのように。しかし、彼らは帝国を築いていたことを知っていた。私たちは知らない。アメリカの大多数の人々は、私たちが秘密の帝国がもたらす恩恵によって暮らしているとは、思いもしないだろう。今日の世界には、かつてないほどの奴隷制度があるのだ。そこであなた自身に問いかけなければならない。もし帝国であるなら、誰が皇帝なのだろうか。アメリカ大統領は皇帝ではないのが明らかである。皇帝は、選出される人ではなく、限られた任期に仕えたりせず、誰かにレポートすることもない。^だから、アメリカの大統領を皇帝として分類は出来ない。だが、私たちには、皇帝と同等と考えられるものがある。それは、私がCorporatocracy(企業統治)と呼ぶものだ。Corporatocracyは我々の最大の企業を運営する個人のグループである。彼らは本当に帝国の皇帝のようにふるまう。彼らはメディアをコントロールして、直接の所有権や広告を通して。彼らはほとんどの政治家をコントロールする。企業を通してか、企業から出される個人的な寄付を通して、政治キャンペーンに融資するからである。彼らは選出されず、限られた任期に従事することなく、誰にレポートもしない。そして、企業統治のトップではある人が個人の企業のため、それとも政府のために働いているのかを分別することは出来ない。なぜなら、彼らはいつも行ったり来たりしているからである。なので、ある時はハリバートン社(Halliburton)のような大手建設会社の社長、次の瞬間、彼はアメリカの合衆国の副大統領になったりする。または以前石油業界にいた大統領もいる。これに関しては、民主党と共和党おどっちが政権についても同じである。回転ドアを通して彼らは行ったりきたりしている。ある意味、政府はいつもまったく目に見えなくてそして政策がさまざまなレベルで企業らによって実施される。どっちにしろ、政府の政策は基本的に企業統治によって考案されたもので、それから政府に提出され、それらが政府の政策になる。信じられないほどの癒着である。

これは陰謀説などではない。この人たちは何かするために集まって計画を企てる必要はない。彼らは基本的に一つの目的を基にして行動する。それは、彼らが利益を最大限にしなければならないことで、社会や環境的な犠牲に関係なく。

- John Perkins - エコノミックヒットマン著者

債務、贈賄、政治的な転覆を通じて、企業統治による巧みな操作の過程は、グローバリゼーションと呼ばれる。連邦準備銀行がアメリカの国民を、永久的な借金、インフレと利息によって契約奴隷にしておくのと同じように、世界銀行と国際通貨基金はこれを地球全体規模で遂行している。

 基本的な詐欺は、単純である。ある国自身の不謹慎な行為、または指導者を腐敗させることによって、負債を負わせ、それから「コンディショナリー」や大抵、次のことを含む「構造調整政策」を課す。通貨価値の低下、通貨の価値が下がると、その通貨で価値を付けられているすべてのものの価値も下がる。これはその国の固有の資源を、捕食者の国々にほんの少しの値打ちで利用可能にする。通常教育や保健医療を含む社会的計画における大規模な資金の削減が、社会の健全さや統一性を危うくして、国民を搾取されやすい状態にする。国営の企業の民営化。これは、社会的に重要なシステムが、利益のために外国企業に購入されて規制されることを意味する。例えば、1999年に世界銀行が、ボリビア政府が国で3番目に大きい都市の公共水システムを米国企業のブクテル(Bechtel)社の子会社に売ることを強要した。このことが起きてからまもなく、既に貧困化状態にいた地元住民への水道水料金の請求額が急騰した。ブクテルの契約は無効になったのは、人々による反乱が全体的な運動になってからであった。それから、外国貿易上の規制の解除による貿易の自由化や経済の開放がある。これはいくつかの虐待的な経済的兆候を生む。多国籍企業が自分たちの大量生産された商品を、地元の生産よりも安く持ち込み、地元の経済を破滅させる。ジャマイカの例では、世界銀行から融資とコンディショナリーを受けてから、最も金になる農作物の市場を失った… 西側からの輸入との競争によって。今日、無数の農民達が失業している。大企業と競争できないからだ。他の例では、多数の、まるで気づかれていないような、無秩序で非人道的な、経済的な苦難を都合よく利用する搾取工場(低賃金で長時間労働させる工場)がある。さらに、生産規制の緩和のせいで、環境破壊が永続し、国の資源が大抵、無関心な企業によって搾取される間に、大量の故意の汚染を産出する。

「世界の歴史上最大な環境訴訟は、3万人のエクアドル人とアマゾンの人々を代表して、テキサコ(Tecaco)に対して起こされたものである。

テキサコは、現在シェヴロン(Chevron)に所有されているが、訴訟はテキサコの行いに対するものである。エクソン・バルディーズ号がアラスカ沿岸に放棄した量の18倍以上だと推定されている。エクアドルのケースでは、事故ではなかった。石油会社は意図的にしたことである。適切な廃棄を手配するよりも、お金を節約するためにしたことを彼らは知っていたのだ。さらに、世界銀行の業績記録をざっと見ると、貧困を緩和して貧しい国の発展を助けると公に主張しているが、実際は、貧困と貧富の差を増加させる以外、何もしていない企業の儲けが舞い上がる間に。1960年に、最もお金持ちの第5位の国は、最も貧しい第5位の国との所有の差は、30対1だった。1998年頃には、それは74対1だった。グローバルなGNPが、1970年から1985年の間に40%上がったが、貧困国では実際に17%増加しただけだった。1985年から2000年の間、1日1ドル以下で生活している人の人数は18%増加した。アメリカ議会の合同経済委員会でさえ、世界銀行のすべてのプロジェクトの成功率はたった40%だと認めた。1960年代後半、世界銀行はエクアドルに大規模な融資で介入した。その次の30年間で、貧困は50%から70%に増加した。不完全雇用と失業者は15%から70%に増加した。公債は2億4千万から160億ドルに増えた一方、貧しい人々に配分された資源の割り当ては20%から6%に落ちた。実際、2000年までには、エクアドルの国家予算の50%が負債額を払うために割り当てなければならなかった。

このことを理解することが重要だ。

世界銀行は、実は米国の利益をサポートするアメリカ銀行である。アメリカ合衆国が最大な資本支援者であるため、ことを決定する際に拒否権を握っているのだ。そして、どこからそんなお金を得たのだろうか。あなたが思ったとおりだ。部分準備精度を通して、何もないところから作り出されたのだ。年間GDPに基づいた世界経済のトップ100では、そのうち51が企業である。そして、その51のうちの47が、米国を拠点としている。ウォルマート、ジェネラル・モーターズ、そしてエクソンは、サウジアラビア、ポーランド、ノルウェー、南アフリカ、フィンランド、インドネシアや他の多くの国よりも、経済的な力を持っている。そして、保護貿易の貿易障壁が崩されたため、各通貨は同じところに入れられ、流動性のある市場で操作され、国々の経済はグローバル資本主義の自由競争にとって有利なように転覆させられ、帝国は拡張する。

「あなたは自分の小さな21インチテレビの上に立ち上がって、アメリカと民主主義を叫ぶ。アメリカなんてなければ、民主主義もない。あるのはIBM、ITT、AT&T、それからDuPont、Dow、ユニオンカーバイドとエクソンだけだ。これらは今日の世界の国々なのだ。ロシア人たちが政府協議会で何について話すと思う、カール・マルクス?彼らは線形の計画図表、統計的決定論理、最小と最大の解決法を取り出し、そして彼らの取引きや投資の値段コストの確立を計算する。私たちがやることと同じように。我々はもう、国やイデオロギーの世界には住んでいないのだよ。ビールさん。この世界は、ビジネスの不変の内規によって容赦なく決定された、企業の共同体である。世界はビジネスなのだ、ビールさん。」[ネットワーク][ジム・ガソリン]「累積的に、全体としての世界の統合は、特に、経済的なグローバリゼーションと自由貿易資本主義の神秘的な性質においての立場から、紛れのない「帝国」を象徴する。ほんのわずかだけが、どんなに不適切でも今なお経済的グローバル化を決定する、世界銀行、国際通貨基金、世界貿易機構や、国際的金融機関などによる「構造的な調整」や「コンディショナリー」から逃れることが出来てきた。私たちが生きている間にグローバル化の力による統合を見るだろう。不均整でも、世界のすべての国の経済が、地球規模の一つの自由市場システムとなる。世界は、ビジネス権力を握る手によって支配されている。彼らは、私たちが生活するのに必要な天然資源を支配し、同時に、私たちが資源を手に入れるのに必要なお金をコントロールする。

最終結果は、人間の命ではなく金融と企業の権力に基づいた世界の独占になるだろう。そして、不平等が増えるにつれて、ますます多くの人々が絶望的になる。それで、体制は、システムに挑戦する者に対処する新しい方法を考え出すことを余儀なくされた。このため、彼らは「テロリスト」を生み出したのである。「テロリスト」という言葉は体制を挑戦する個人やグループを区別するために作られた言葉。これを、1980年代に米国が支持したムジャヒディンのコンピュータのデータベースであった、架空の「アルカイダ」と混同してはならない。「アルカイダと呼ばれるイスラム教の軍隊またはテロリストグループは存在しないのだ。そしてすべての諜報士官はこれを知っている。だが、ある身元が判明しているグループの存在を世間に信じさせたプロパガンダキャンペーンがある。このプロパガンダの背後にいる国は米国である。」

[ピリー・ヘンリー・ブネル(Pierre-Henry Bunel)、前イギリス外務大臣]

2007年には、米国総務省がテロに対する世界規模の戦争のために、1618億ドルを受け取った。国家テロ対策センターによると、2004年に世界中で、約2000人がテロ行為によって殺害された。その中に、アメリカ人は70人いた。この数字を一般的な平均として使って、ピーナッツアレルギーで亡くなる人数はテロ行為による死亡数の二倍であることは興味深い。同時に毎年約45万人を死なせる冠状動脈性心臓病は、アメリカでは最多の死因である。そして、2007年には、政府がこの問題の研究資金のために配分した資金は30億ドルだった。これは、米国政府が2007年に、年にテロ行為で亡くなる人数より6600倍の人を死なせる病気を予防するのに使った資金より、54倍の資金をテロ防止のために費やしたことを意味する。しかし、米国の利益に対する実行されるどんな活動に関しても、テロリズムとアルカイダの名前がニュースレポートに必ず登場するのだ。作り話はどんどん膨らんでいく。2008年半ば、米司法長官は米国議会は正式に空想(テロリズム)との戦いを宣言した。2008年7月には、米国のテロリストのウォッチリストに100万人が載せられていることを言及しないが。いわゆる「反テロリズム対策」は、社会を守ることとまったく関係がなく、体制を保持するためであり、国内と国際的な反アメリカ感情、貧欲を原点として、世界を搾取する企業帝国の拡大のために、合法的に作られたものである。

私たちの世界に対する真のテロリストは、暴力行動の前に、深夜の波止場で待ち合わせることも、「アッラーは偉大なり」と叫ぶこともない。私たちの世界に対する真のテロリストは、5000ドルのスーツを着て、金融、政府や企業で最高のポジションで働く人たちである。それなら、私たちはどうすれば良いだろうか。計り知れないパワーと勢いを持つ欲と腐敗が満ちたシステムを、どうやって止めるだろうか。私たちはどうしたら、イラクとアフガニスタンで何百万もの人が虐殺されたようなことに哀れみを全く感じないような、この異常な集団態度を止めることが出来るのだろうか。企業統治のウォール街の利益のためにエネルギー資源とアヘンの生産をコントロール出来るわけだ。

1980年以前は、アフガニスタンが生産したアヘンは世界の0%を占めていた。米国のCIAが支援したムジャハディーンが、ソ連・アフガニスタン戦争に勝ってからは、1986年までには世界のヘロイン供給の40%を生産していた。1998年には、総市場供給の80%を生産していた。しかしそこで、予期してなかった事が起こった。タリバンが権力を握るようになり、2000年までには彼らがほとんどのアヘン畑を破壊してしまった。生産は、3千トン以上から、たったの185トンに下落した。94%の減少だ。2001年9月9日、完全なアフガニスタン侵攻計画がブッシュ大統領の机の上にあった。二日後には、彼らには言い訳が出来た。今日、アメリカにコントロールされたアフガニスタンのアヘン生産は、世界のヘロインの90%以上を提供し、ほぼ毎年生産記録を更新している。どうしたら、マディソン通りの利益のため、貧しい人々に「搾取工場の奴隷的労働」を強要する貧欲と腐敗のシステムを止めることが出来るのだろうか。または、世間を操ることが目的である、自作自演のテロ攻撃を工作するシステム。或いは、略奪する本質を持つ、本来から備わっている社会的操作を生み出すシステム。それか、自らの欠点から自身を守るため、組織的に市民の自由を削減し、人権を侵害するシステム。外交問題評議会、三極委員会、ビルダーバーグ・グループ、そして他の非民主的に選出された集団が、ドアの向こう側で政治、社会、経済と環境について共謀とコントロールを行う数々の潜在する組織についてどのように対処すれば良いのだろう?答えを見つけるには、まず根源にある原因を見つけなければならない。実際、利己的で腐敗した権力と利器を基本とする集団は、問題の本当の根源ではなく、彼らは症状なのだ。

3.

[lll]「欲と競争は、人類の不変な気質ではない… 

強欲と物質不足への恐怖は実は作り上げられて拡大されたのである。…これによる直接な結果は、我々は生き残るために互いに戦わなければならないのだ。

- ベルナルド・リエター、ヨーロッパ通貨システムの設立者

『私の名前はジャック・フレスコです。私は工業デザイナーで、ソーシャルエンジニアです。私は、社会と、すべての人々のために持続可能なシステムを開発することに深い興味を持っています。まず、「腐敗」とは金融においての発明で、異常なふるまいであり、人々の健全さにとって破壊的な行為である。人間のふるまいについて考えているわけだ。人間のふるまいは環境によって決定されるようだ。つまり、もしあなたが赤ちゃんの時からセミノール族のインディアンに育てられ、他に何も見ることがなかったら、あなたはその価値観構成を持ち続けることになる。同じことがすべての国、個人と家族によって行われる。人は、自分の子供に自分の信仰と国家について教え込むことによって、子供たちにそれらに属すると感じるようにする。そして、社会が築かれた。確立された社会と呼ばれるものが。彼らは実行不可能な視点を確立し、それを永続させようとする。それゆえ、すべての社会は実は振興のもので、確立されたものではない。そのため、彼らは確立されたものと衝突する新しいアイディアと戦う。政府は、自らの権力を保持するものを永続させようとする。変化をもたらすために、人が政権に選出されるわけではない。すでに存在することを維持するために、そこに配置されたのである。だから、腐敗の根源が私たちの社会にあるのが分かるだろう?はっきりさせておこう。すべての国は基本的に腐敗している。既存の機関を容認する傾向があるからだ。私は、世界の国を支持、或いは格下げしようとしているわけではないが、共産主義、社会主義、ファシズム、自由企業システムとほかのすべてのサブカルチャーは皆同じだ。すべて基本的に腐敗している。私たちの社会的機関の最も根本にある特徴とは、自己保存が必要であるということだ。』

- ジャック・フレスコ

企業、宗教、または政府、どれに対しても、真っ先の関心事は、体制自体を維持することである。例えば、石油会社が一番避けたいのは、彼らのコントロール外でのエネルギーの利用だ。その会社の社会との関係を薄くするからである。同じように、冷戦とソビエト連邦の崩壊は、現実に、米国の確立された経済と世界における指導権を維持させていく方法であったのだ。同様に、宗教は人々に、自然な行いへ罪を感じさせ、許しと救いへの唯一の道を提示すると主張する。この体制の自己保存の中心には、金融制度がある。権力と生き残りのための方法を提供するのはお金だからだ。それゆえ貧乏人が生き残るために盗みを働くかもしれないのと同じように、体制の収益を持続させるために何でもするのも、自然な行いである。これは、利益に基づいた体制を変化させるのを本質的に難しくし、多くの人々の生存を危険にさらすだけではなく、裕福さや権力とのつながりを持つ、望まれている物質的な生活様式をも危うくする。したがって、体制を維持することを麻痺的に必要とするのは、社会との関連度合いに関係なく、お金または利益の必要性の中に深く埋めつけられている。

[産業]

「自分にとって、良いことは何だろう?」は、人々の考え方である。

『もし誰かがある商品を売ってお金を作っているとしたら、彼の社会を脅かす可能性のある他の商品の存在と戦うのは自然な行為である。そのため、人は公平になれない。さらに、人はお互いを信用しない。一人の男がやって来て「君が探しているような家にぴったりのがあったよ。」と言う。彼はセールスマンである。医者が、「あなたの腎臓を摘出しなければならないと思う。」と言う時、彼がヨットの代金を払いきろうとしているのか、私の腎臓が切除されなければならないのかは、私には分からない。金融制度の中で人を信用するのは難しい。もしあなたが私の店に来て、私が、「このランプはとても良い商品だけど、隣にあるランプはもっと良いよ。」と言うなら、私の商売はそんなに長く続かないだろう。そういうふうにはいかないのだ。もし私が道徳的なら、商売はうまくいかない。よって、産業は人々を気遣うというのは、本当ではない。彼らは道徳的に商売する余裕などない。この体制は人々の健全さに勤めるために設計されていないのだ。もしまだそれを分からないなら… もし彼らが人々を気遣うなら、仕事が外部委託されないはずである。産業は気遣ったりしない。彼らが人を雇うのは、まだ自動化されていないからである。だから、良識と道徳なんかについて語るな。我々は、ビジネスを続けながらにして、そんなことに費やすお金はないのだ。ファシズム、社会主義、資本主義、または共産主義のどの社会システムでも、根本的なメカニズムはやはりお金、労働者と競争であることを指摘することが重要である。』

- ジャック・フレスコ

共産主義国である中国の資本主義は、米国より少しも劣らないのである。唯一の違いは、国営企業が介入する程度である。現実には、いわゆる「金銭主義」が地球上のすべての国の利益を誘導する真のメカニズムである。金銭主義の最も攻撃性のある、かつ支配的な変化した形は、自由企業システムです。アダム・スミス氏のような早期の自由市場経済学者らが提唱した基本的な視点とは、競争が人々を、頑張るように動機づけるため、自己の利益と競争は社会の繁栄につながる。しかし、競争を基盤とする経済は戦略的な腐敗、権力と富の統合、社会階層、技術麻痺、労働力の乱用、最終的にはお金持ちなエリートによる隠された形の独裁政権にどのようにつながるかについて述べていないのである。腐敗という言葉はしばしば「道徳的堕落」として定義されます。もしある会社が、お金を節約するために、海に有毒廃棄物を投棄したら、ほとんどの人がこれを腐敗現象として認識します。もっと微妙なレベルでは、ウォルマート(Walmart)が小さな町に進出し、中小企業が競争出来ないため、閉鎖に追い込まれることは、灰色の領域が作り出す。ウォルマートは一体何の^間違い事を行ったのだろうか。なぜ彼らが自分たちが破壊しているパパママ店を気にする必要があるのだろうか?さらに微妙なのは、新しい機械が作り出され、より安いコストで仕事が出来るようになったために、人がクビにされると、人々はすんなりとそれを受け入れる傾向がある。その行為を生来の腐敗でかつ非情的と見なさないのである。実際は、毒廃棄物投棄も、独占事業または人員削減の動機は、皆同じである。

利益のためなのだ。

これらの行為は違うレベルの自己保存のメカニズムを持ち、常に金銭の獲得を世間の健全さの前に置くのである。したがって、腐敗は金銭主義の副産物ではなく、最も基礎にあるものである。ほとんどの人がこの傾向を異なるレベルで認識しているが、この利己的な仕組みを社会の先導的な考え方としてもたらす広い影響について、大多数の人は知らないままである。「内部文書がこの会社が、ある薬が確実にエイズウイルスに感染されたことを知ってから米国市場から撤収した後は、フランス、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカで販売したことを示す。アメリカ政府はこのことに目をつぶした。FDA(食品医薬品局)がこのことが発生するのを許した。政府はわざと見過ごした。罪のない血友病患者がエイズウイルスで何千人も死亡している。この会社は薬が確実にエイズに感染したことを分かっていたが、この災害を利益に変えるために、やったことである。」

分かるだろう?組み込まれている腐敗が存在するのが。私たちは皆、お互いを騙していて、良識を期待することは出来ないのだ。

[政治]

『…誰に投票すれば良いかが分からないと感じている。人々は、金銭ベースの経済において、ありえない民主主義の観点から考える。もし自分の政治的地位を宣伝するのに必要以上のお金を持っているなら、それは民主主義ではない。他より優位なポジションにいる者たちには、有利である。だから、常にエリートたち、つまり経済的に豊かな者たちによる独裁政権になるのだ。「この国において、民主主義か、或いは少数の手中に集中する大きな富のいずれかしかを選ぶことが出来なく、両方を手に入れることは出来ないのだ。」

- ルイス・ブランダイス(Louis Brandeis)、最高裁判事』

表面上はあまり知られていない人たちが、魔法のように大統領候補として現れるのはとても興味深い。そしてあなたが気がつく前に、疑わしげにあなたと同じ社会的視点を持つ、非常に裕福な人たちの小さなグループから選択するようになってしまう。冗談であるのが明らかである。投票用紙に書かれた人たちは、この舞台を実際に運営している金融界の権力者に受け入れられた者たちとして、前もって決められたからである。しかし、民主主義の幻想を理解する多くの人々はしばしば、「我々が正直で倫理的な政治家を政権の座に座らせれば、大丈夫だ。」と考える。この考え方は我々の世界観では、合理的と見えるかもしれないが、残念ながら、もうひとつの誤りである。最も重要なのは、政治的機関と政治家自身が我々の世界と社会を機能させるためには、何かしらの実際の関連性も持たないことに絞られる。政治家が問題を解決するわけではない。彼らは何の実力も持っていないのだ。

『どうやって問題を解決するかも分からない。彼らが誠実だったとしても、問題の解決方法を知らないのである。技術者たちが海水脱塩工場を作るのである。技術者たちが電気を作る。自動車を作る。暖房と冷房をあなたに与える。技術が問題を解決する。政治ではない。政治は問題を解決出来ないのは、解決するように訓練されてないからである。生活を実際に改善してくれるものとは何かを、一度止まって考える人は数少ない。』

お金なのだろうか?明らかに違う。お金を車の中に入れて、走らせることは出来ない。政治なのだろうか?政治家は、法を作ったり、予算を立てたり、戦争を宣言したりすることしか出来ない。宗教なのだろうか?もちろん違う。宗教は感情的な慰めを必要とする人に、目に見えない慰めを提供することしか出来ない。人類への真の贈り物とは、我々の生活を改善した唯一のことは技術である。

[技術]

技術とは何か?技術は、コミュニケーションのために、紙に考えをまとめることを可能にする鉛筆である。

技術は、足よりも速く移動することを可能にした自動車である。技術は、必要な人に見ることを可能にした眼鏡である。適用された技術は、人間の努力を削減し、特定の雑用や問題から人を解放している、単に人間の特性の延長である。電話またはオーブンなし、コンピュータ、或いは飛行機なしの今日の生活がどのようなものかを想像してごらん。あなたが当たり前と思っている、家にあるすべての物、ドアベルからテーブル、食器洗い機までが技術者らの科学的な工夫から生まれた技術なのである。お金や政治、または宗教ではないのだ。これらの虚像の組織である。あなたの下院議員に手紙に書くのは、空想である。

『何かを成し遂げたいなら、下院議員に手紙を書けば良いと言われる。ワシントンにいる人たちは、技術の最前線を走っているはず。人間研究の最前線。犯罪学の最前線。人間の行動を形作るすべての要素。あなたの下院議員に手紙を書く必要はない。どんな人たちが下院議員の仕事をするのに任命されているだろうか?将来は、非情に難しい状況になるだろう。しかし、政治家が提示する質問は、一つの事業にどのくらい費用がかかるか?質問はどのくらい費用がかかるかではない。我々には、資源があるのだろうか。我々には、すべての人に住居を与える、世界中で病院を築く、世界中で学校を築く、医学研究やその教育のために、実験用の最も優れた設備を提供する資源を持っている。ほら、私たちはすべてを持っているが、金融システムの中に身をおいていて、そして、金融システムには、利益が存在する。自己利益に加えて、利益システムを駆り立てる。』

基本的な仕組みとは何だろうか。一体何が競争力の中心を維持しているのだろうか?高効率と持続可能であるだろうか。いいえ、それはデザインの一部ではないのだ。この利益ベースの社会で作られた物は、まったく効率的で持続可能ではない。効率的で持続するなら、年に何百万ドルを稼ぐ自動車修理産業が存在するはずがない。電気製品が、時代遅れになる前の平均寿命が三ヶ月以下ということもあり得ないのだ。物が豊富なのだろうか。絶対にあり得ない。需要と供給の法則に基づいて、豊富さは、実際はマイナスなことである。もしダイヤモンド会社が、ダイヤモンドを通常の10倍の量を採鉱したとしたら、ダイヤモンドの供給量が増えたことを意味し、ダイヤモンド一個当たりの利益が減少することを意味する。事実とは、高効率、持続可能性や豊富さは利益の敵である。言葉にすると、希少性の機能こそが、利益を増加させる。

[希少性]

希少性とは何か?

それは製品の価値を維持することに基づいている。

『石油の清算を抑制すれば、価格が上昇する。ダイヤモンドの希少性を維持することによって、高価格を保持出来る。彼らは、キンバリーダイヤモンド鉱山でダイヤモンドを燃やす。ダイヤモンドは炭素で出来ている。そうすることで高い価格を維持する。』

それでは、希少性が自然に或いは人為的に生成されるのは、社会にとってどのような意味を持ち、産業にとっては有益なのだろうか?利益システムの中で、持続可能性と豊富さが決して発生しないことを意味する。それは単純に、構造の本質に非常に反するのだ。したがって、戦争と貧困なしの世界はあり得ないのである。継続的に、技術を最も効率的かつ生産力のある状態に進歩させることは不可能である。そして、最も劇的なのは、人間に道徳的、又はまともな行動を取ることを期待出来ないのである。

[人間性、または人間の行動?]

人の本能という言葉を使うのは、人の行動を当てに出来ないからである。

『彼らはほとんど関心がなく、欠けている知識で評価を下す。そしてこのようなことを言う。「人間が一定な性質で作られている」、「欲は自然なことである」、彼らがこの分野で何年も研究したかのように言う。それは、服を着ることよりも自然なことである。私たちがやりたいこととは、問題を引き起こす原因を省くことである。』

『欲、偏狭な考え、偏見、お互いを利用すること、エリート意識を無くそう。刑務所と生活保護を必要とすることを無くそう。我々は常にこれらの問題を抱えていたのは、常に希少性、物々交換、希少性を生み出す金融システムが生活に付きまとっていたからである。』

『いわゆる社会的に無礼な振る舞いを、生み出す状況を根絶しようとするなら、それは存在しないのである。誰かが、「それって生まれつきじゃないの?」と聞く。いいえ、そうではない。人間の本性というのはなく、人間の行動であり、それは、常に歴史の中で変化してきた。』

『人は偏見、貧欲、腐敗や憎悪を持って生まれたわけではない。人は社会の中でこれらを学ぶのである。戦争、貧困、腐敗、飢餓、不幸、そして人間の苦悩は、金融システムでは変わることはないだろう。つまり、目に見えるような著しい変化は起きないのである。これは私たちの文化と価値観の再設計を必要とし、地球の環境収容力に関係することで、世界がどのようになるべきかを決める。誰かからの意見や政治家の意向ではないのだ。または人間の行為についての宗教的な信念でもない。それがビーナス・プロジェクトというものである。これから話す社会では、すべての古い迷信は、強制収容、刑務所、警察、虐待と法律は存在しないのである。すべての法律が無くなる。証券会社、銀行業、広告業などの職業がもう有効でなくなり、すべて無くなってしまうのである。消えてしまう… 永遠に。これからすべてのことがもう関係なくなるからである。』

人間の創意工夫によって考案された技術こそが、人類を解放し、生活の質を向上させることを理解したら、我々の最も重要な焦点は、地球の資源を知能管理することであると理解することになる。天然資源から、私たちは材料を得て、繁栄への道を継続出来るのだ。これを理解することで、すべてのものが金銭的価値を持つため、お金が資源への障壁として存在していることが分かる。なぜこれらの資源を入手するのに、お金が必要だろうか。それは本当の、または想定された希少性のためである。私たちは通常の空気や水道水のために、お金を払わないのは、これらが非常に豊富にあるので、販売するのは、無意味である。なら、論理的に言えば、住宅や歳、交通などの社会にあるすべての物を作るのに、資源や技術が適用出来るなら、物を売る理由が無くなるだろう。同様に自動化と機械が、人間を労働から解放出来るほど、技術的に非常に進歩しているなら、仕事をする必要も無くなるのだ。これらの社会的側面が解決されることによって、お金が存在する理由もないだろう。そこで究極の質問が残る。すべての物に価格など付いていなく、そして雇用に身を捧げる必要がないほどに、物が豊富な社会を作るために、我々は地球上で十分な資源と技術的理解を持っているのだろうか。

持っているのだ。

我々はこれを可能にするだけでなく、生活水準を高度に高める能力を持っているため、将来の人々は、現在の文明があまりにも原始的で未熟なものであったと振り返るだろう。ビーナス・プロジェクトが提案するのは、現在の最新な知識を利用する体制である。私たちは、科学者に次の問題を出したことがない。退屈で単調な仕事を無くし、交通事故を無くし、人々の生活基準を高めて、食品の中の毒を排除し、清潔で効率的なエネルギー源を与えてくれる社会をどうやって設計出来るだろうか?我々にはそれが出来るのだ。

[資源ベースの経済]

資源ベースの経済と金融システムの大きな違いは、資源ベースの経済は本当に人々の健全さに関心を向ける一方、金融システムはあまりにも歪んでいるため、人に対する関心はあったとしても、二の次なのである。商品はいくらお金を稼げるかのために作られるのである。もし社会に問題がある場合、それを解決する際にお金を稼ぐことが出来なければ、その問題は解決されないのだ。今まで試された手法と比べて、資源ベースの経済はまったく斬新な考えである。私たちの現在の技術では、豊富さを作り出すことが出来るのだ。技術は、皆のライフスタイルを改善するのに使われることも出来る。環境を維持しながら、技術を賢く利用すれば、物質的な豊富さは世界中にあるのだ。技術の現状について、世間には、十分な情報が与えられてないため、この非常に異なるシステムについて話すのはとても難しいのである。

[エネルギー]

今日、私たちは化石燃料を燃焼する必要がない。環境を汚染するものを使用する必要はまったくないのだ。たくさんのエネルギー源がある。

水素、バイオマス、さらに核など、政府が推進させた、これらの代替エネルギーソリューションは、非常に効率が悪く、危険で産業が作り出した利益構造を永続させるためにのみ存在している。エネルギー会社によって押し出されたプロパガンダと利己的な解決方法を脇において、エネルギーの生成には、きれいで豊富かつ再生可能なエネルギーを見つけることが出来る。太陽と風力エネルギーは、世間に良く知られているが、これら媒体の真の可能性については、知られていないままである。太陽から由来する太陽エネルギーは、とても豊富にあり、その正午の1時間の光は、全世界が消費する一年分のエネルギーを含む。もしこのエネルギーの 0.01%を捕らえられたら、世界は、石油やガスのようなエネルギーがまったく必要無くなるのだ。

それなら、質問は入手可能かどうかでは無く、利用出来るようにする技術である。

そして今日、このことを達成出来る。最新な媒体はたくさんあり、もし彼らが、市場シェアのために、エネルギー権力組織と対抗する必要性によって妨げられていなかったら。そして、風力エネルギーもある。風力エネルギーは、これまで弱いとして非難されてきた。理由は、場所によって制限され、非現実的とされた。これは単純に間違っている。米国エネルギー省は2007年に、わずかアメリカの3つの州で風力を完全に収穫出来れば、国全体の電力が賄えることを認めた。そしてまたほとんど知られていない潮力と波力発電がある。潮力発電は、海の潮の変化によって作られる。この動きを捉えるタービンを設置することによって、エネルギーを生成出来る。イギリスでは、現在42箇所が利用可能であるとして知られている。イギリスのエネルギーの34%が、潮力発電だけで生成出来ると予測されている。波力発電は、海の表面の動きからエネルギーを抽出し、年に8万テラワット時間を世界に提供出来る可能性があると推定されている。(1テラワット=1兆ワット)これは、この媒体だけから生成されるエネルギーが、地球の50%の使用量をカバーすることを意味する。石油やガス、バイオマス、水素と他のすべてのエネルギーと違って、潮力や風力発電、太陽エネルギーを利用するには、予備のエネルギーを必要としないことを指摘するのは重要である。

これらの4つの媒体の組み合わせだけで、もし技術によって効率的に利用出来るなら、世界に、電力が永遠に提供されるだろう。

 この話しが終わったところで、実はこれらすべてを負かす、きれいで再生可能エネルギーが存在するのだ。

地熱発電である。

地熱エネルギーは、「熱採掘」と呼ばれるものを利用する。それは単純なプロセスを通して、水を使い、大量なクリーンエネルギーを生成することが出来るものである。2006年、MIT(マサチューセッツ工科大学)が地熱エネルギーについて、13,000 zettajoule(エネルギーの単位)の電力が現在地球に存在し、改善された技術で、2,000 zettajouleが簡単に抽出出来る可能性があると報告した。地球上の総エネルギー消費量は、年に、約1zettajoule の半分である。これは、この媒体だけでも、約4,000年分の地球規模の電力が利用出来る。ということを意味する。そして、地球の熱生成は常に更新されていることを理解したら、このエネルギーは本当に無限にあり、永遠に利用出来ることも可能である。これらのエネルギー源は、利用出来るきれいで再生可能な媒体の中のほんの数種類であり、時間が経つにつれて、もっと他に見つかるだろう。

重要な認識とは、汚染のない、かつ伝統的な保全または値段を付けることを必要としないエネルギー源が豊富にあるということである。

交通機関については、どうだろうか?我々の社会の交通手段は、一般に自動車や航空機があるが、どちらも主に化石燃料を必要とする。自動車の場合は、一回の充電で、時速100マイルで200マイルを走らせることが出来る。バッテリー技術は存在し、しかも何年も存在していたのである。しかし、石油産業によってコントロールされている電池の特許が、彼らの市場占有率の維持を制限するため、エネルギー産業からの政治的圧力と相まって、この技術を手頃な値段で入手するのは、制限されている状態である。世界のすべての車が、ガソリンをまったく必要としない完全にきれいな電気車を利用出来ないのは、純粋な腐敗した利益に対する関心以外に、他に理由はまったく無いのである。飛行機について言うと、この交通手段は、効率が悪く、厄介で、あまりにも多量な汚染を引き起こすということに気がつく頃である。これは、リニアモーターカーである。それは推進力のために、磁石を使うのである。磁場によって完全に宙に吊り下げられ、飛行機による移動の2%以下のエネルギーを必要とする。この列車には車輪がないため、すり減らされるものは何もないのだ。日本でこの技術が利用された例で、現在の最高速度は、1時間あたり361マイル(581.21キロ)である。しかし、この場合は、非常に時代遅れの技術を使っている。ビーナス・プロジェクトと?がりのある、ET3と呼ばれる組織が動きの無い、摩擦無しのチューブの中で、最大4,000マイル(6440キロ)移動できるチューブベースのリニアモーターカーを確立した。ラスベガスからニューヨークへの長距離昼休み、またはワシントンDCから北京に2時間で行くことを想像してごらん。この大陸内と大陸間の旅行が将来なのだ。高速で、清潔、今日同じことに使うエネルギー消費量のごくわずかを必要とする。実際、リニアモーターカー技術や進歩したバッテリー貯蓄、地熱エネルギーが利用出来る以上、もう化石燃料を燃焼する理由は無くなるだろう。もし麻痺状態の利益体制が妨げになっていなかったら、今私たちにはこれが出来るのである。

[仕事]

今アメリカは、ファシズムに心が傾いている。

ファシストの観点を支持する支配者的な哲学と宗教による傾向を持っている。アメリカの産業は、本質的にファシストな組織である。もしそれを理解していないなら、タイムレコーダーを押すと同時に、あなたは独裁政権の中に入っているのだ。我々は、仕事の尊さについての概念を植え付けられている。私は、本当に労働者を給料をもらう奴隷として見ている。人は生計を立てるには、汗を流すものと信じるように育てられる。それが人を抑制してしまう。人間を無知にさせる、退屈で繰り返しの多い仕事から人を解放する。それらを奪う。我々の社会では、資源ベースの経済は機械は人間を自由にする。私たちがそれを想像出来ないのは、そのような世界を知らないからである。

[自動化]

歴史を振り返ると、機械の自動化が徐々に人間の労働を置き換えるパターンが非常に明確である。エレベーター運転係が消えたところから、自動車生産工場のほぼ完全な自動化まで。技術が進歩するに連れて、職場で人間を必要とすることは、絶えず減少されるだろう。これは金銭ベースの労働体制が間違っていることを物語り、深刻な衝突を作り出す。人間の雇用は、技術開発と直接な競争をしている。よって、基本的に利益を最優先する産業が時間が経つにつれて、人を解雇し続け、そして機械に置き換えるだろう。稼働日を短くする代わりに産業は機械を起用したら、彼らは人員を縮小する。あなたは仕事を失うので、機械を恐れるのも仕方ない。高技術を使う、資源ベースの経済では、機械によって置き換えられるため、現在のすべての職業の約90%が徐々に無くなるだろう。

人間を奴隷生活から解放するのである。これが技術が存在する意味でもある。

時間が経つにつれて、ナノテクノロジーと他の形の高度に発達した科学で、複雑な医療処置も機械によって実行される可能性があるのは、遠い未来の話しではないのである。そして、パターンに基づいて、今日の人間よりもはるかに高い成功率を得ることが出来る。この道は明白であるが、金銭ベースの体制が収入のために、労働を必要とするので、この進歩を妨げている。人間も生き残りのために、仕事を必要とする。このシステムが無くならなければならない。そうしないと、我々は開放されることが無く、技術もいつまでも麻痺状態のままだ。機械が下水道をきれいにしてくれるなら、人間をこの作業から解放する。なので、人間のパフォーマンスの拡張機能として、機械を見ると良い。さらに、今日の多くの職業は、資源ベースの経済では、単純に存在する必要が無くなるだろう。お金の管理に関連するような職業すべて、広告、法的体制そのものなど。お金無しでは、今日発生している犯罪の大多数は起きることが無いだろう。すべての形の犯罪は、金融システムの直接的または経済的な貧困によって苦しめられたノイローゼの結果で引き起こされたものである。したがって法律自体も絶滅する可能性がある。「濡れた地面は滑りやすい。慎重に運転を。」というサインを立てる代わりに、研磨剤を高速道路に引き塗れた時でも滑らないようにする。もし酔ったまま車に乗り込む人がいると、車は大きく振動し、小さな振り子があって、それが前後に振り、そして車が道路の脇に止められる。法律ではない。解決策なのだ。ソナーやレーダーを車に取り付けよう。そうすれば自動車同士が衝突しなくなる。人間が作った法律は、発生する問題に対処しようと試みるもので、問題をどう解決するかを知らないため、彼らは法律を作る。

アメリカ合衆国は、地球上で最も民営化された資本主義の国であり、世界で最大の刑務所人口を持つ国でもあるのは、驚くべきことでもないだろう。毎年増えている。統計によると、これらのほとんどの人たちは教育されずに、貧しく恵まれないコミュニティからの出身である。宣伝に反して、この社会環境こそが、彼らを犯罪や暴力行為の道へと誘引するのである。しかし、社会がこの点に関しては、わざと無視している。法律と刑務所のシステムは、社会がどのように、行動の根源にある原因を調べることを回避するさらなる例である。毎年何十億が刑務所や警察に費やしている一方、犯罪を引き起こす、最も根本的な原因である。貧困のためのプログラムに費やされるお金は、ほんのわずかである。希少性と貧困を好み、実際にこれらを作り出している経済システムが存在する限り、犯罪は決して消えることは無い。

[動機]

もし人々が、奴隷状態や負債、物々交換、商業なしに、生活の必需品に手が届くなら、彼らは非常に異なる動作をする。これらすべてのことが価格なしで利用出来るようにしたい。すると、「価格が必要だよ。でなかったら、何が人に動機を与えるの?」「もし人が欲しい物が何でも手に入るなら、太陽の下で寝るだけになるだろう。」これが彼らが延々と語る神話である。この文化の人たちは、金融システムが動機を作り出すと考えるように訓練されている。物に手が届くなら、なぜ何かをしなくてはならない?彼らは動機を失うことになる。それが、金融システムをサポートするために、あなたに教え込んだことである。このシナリオからお金を取り出すと、違う動機が生まれる、とっても異なる動機が。人は生活の必需品に手が届くと、彼らの動機が変わる。月と星たちはどうなる?新しい動機が上昇する。もしあなたは、絵を描くことを楽しむなら、絵を売るのでは無く、人にあげることを楽しむだろう。

[教育]

私が見てきたほとんどの教育は、実質的に一つの仕事をする人をい作り出している。

それは非常に専門的である。彼らはゼネラリストではない。人々は、さまざまな課題について良く知らない。もし人々が多くのことについて、たくさん知っているなら、彼らを戦争に行かせることは出来ないとい思う。私は教育はほとんど暗記だと思う。彼らは問題をどうやって解決するかについて、教えられていないのだ。感情的なまたは彼ら自身の分野においての、批判的思考を行うためのツールが彼らに与えられていないのだ。資源ベースの経済での教育は、かなり異なってくる。我々の社会の大きな関心は、精神的な開発であり、それぞれの人の最高な潜在能力を引き出すために動機付ける。私たちの哲学は、人が賢ければ賢いほど、世界が豊かになる。皆が貢献出来るようになるから。あなたの子供たちが賢ければ賢いほど、私の生活が良くなる。彼らが環境に、そして私の生活により建設的に貢献するだろうから。資源ベースの経済では、我々が考案するすべてのことが社会に適用され、これらを抑制するものは、何も無いのだ。

[文明]

愛国心、武器、軍隊、海軍、これらすべてが我々はまだ文明化されていない印である。

子供たちが両親に聞くだろう。「機械の必要性が見えていなかったの?」と。「お父さん、希少性を作るから、あの戦争は避けられなかったと分からなかったの?」明らかだろう?もちろん、あなたは体制のためだけに育てられた間抜けだったと子供には分かるのだ。私たちはこのような忌まわしい、病的な社会にいて、歴史の本に作ることもしないのだ。彼らは単に、大国は軍力と暴力を使って、小さい国から土地を奪ったと言うだろう。歴史に、文明社会の初めにさかのぼって、ずっと続いてきた腐敗減少があったと言われるだろう。それは、すべての国が一緒に行動する時である。世界統一、誰も他の誰かに屈従すること無く、人類の公益のために取り組んでいる。社会階層や技術的なエリート意識、または他のエリート意識すべてが、地球の表面から根絶される。「国家」は何もしない。「国家」が存在しないから。私が提唱する資源ベースのグローバル経済は完璧ではない。ただ、今の体制よりはずっと良い。完璧さを獲得することはあり得ない。

[ IV ] 私の国は世界

そして私の宗教は、良いことを成すためにある。

- トマス・ペイン、1737年 〜 1809年

我々の社会の価値観が次のことを表面化している。延々と続く戦争、腐敗、圧制的な法律、社会階層、見当違いな迷信、環境破壊、社会的無関心と利益重視の独裁的な支配階級は人、間が現実について最も基本的な2つの洞察力を、集団的に無視してきた結果である。自然の法則の興起と共存、現実の創発的性質は、すべてのシステムが、知識、社会、技術、哲学、またその他の創造と限らず、抑制されていないときは、流動的な永遠する変化を経験する。今日我々が当たり前に思っている、現代の通信や交通などは、古代では想像を絶するものであろう。同様に、将来は、現在では推測出来ないほどの技術、実現されたことや社会構造が生まれるだろう。私たちは錬金術から化学に地球中心の宇宙から太陽中心へ、悪魔が病気の原因と信じることから現代医学へと進んできた。進歩は終了の兆しを示すこと無く、この認識こそが、我々を成長と進歩への道を引き続き導いていく。発展のない経験的知識は存在しない、むしろ認識しなければならないのは、すべての体制の出現についての深い理解である。私たちは常に新しい情報を受け入れなければならないことを意味する。たとえそれが現在の信念、つまり自己認識を脅かすものであっても。悲しいことに、今日の社会はこれを認識しておらず、体制は時代遅れの社会構造を保持することで、成長を麻痺し続ける。同時に世間は変化への恐怖で苦しんでいる。彼らが社会に仕込むものは、自己認識が変化しないと想定し、人の信念に挑戦するので、通常、侮辱と不安な結果をもたらす。間違いを、謝って失敗と関連付けている。本当は、間違いと判明したときは、褒め称えるべきなのに。なぜなら、間違いこそが理解を新たなレベルへと引き上げ、認識をさらに促進するためである。

実際のところ、頭の良い人間はいないのだ。

人の考えが更新されて、変化され、または啓発されるのは、ただ時間の問題であるからだ。そして、新しく変化しつつある情報から目を覆う、ある信仰に盲目的にしがみ付く傾向は、知的な物質主義の一形態の以外の何物でもない。自己保守する構造によってだけでなく、盲目的に教え込まれ、何も考えずに体制を支持している、現状維持のために自己任命した守護者となっている。数え切れないほどの人々を通して、金融システムは、この物質主義を永続させている。羊を管理するには、もう牧羊犬が必要無くなったのだ。彼らは、列をはみ出す者を追放することによって、お互いをコントロールしている。自己認識、快適さ、権力と利益のために、変化への抵抗と既存の体制を支持する傾向は完全に持続不可能であって、さらなる不均衡や分裂、歪曲、そして確実に破壊を生み出すのだ。

変化をもたらす時が来た。狩人と採集民から、農業革命、産業革命に至るまで、パターンは明らかである。我々の今日の理解を反映する。新しい社会システムを迎える時が来た。金融システムは、希少性が現実であった。一時期の産物である。今の技術の時代では、もう社会に適合していないのである。その異常な行為とともに消えるのだ。同様に、有神宗教のような支配的な世界観は同じく社会に適合していないのだ。イスラム教やキリスト教、ユダヤ教、ヒンズー教とその他すべてが、個人的と社会的な成長への障壁として存在している。各グループが、閉じられた世界観を延々と持ち続けるから。この有限な理解は、創発する宇宙では単に不可能である。しかし、宗教は信者に信仰の心理的な歪みを詰め込むことで、この創発についての意識を閉ざすことに成功したのである。そこでは、伝統的で時代遅れな信念を好み、新しい情報が拒否されている。神という概念は、本当は、物事の本質を説明するための方法である。

『遠い昔の人々は、物事をどのように形成されて、自然の働き方を知らなかった。そのため、彼らは自分なりに小さな物語りを作り出し、自分のイメージで神を作った。人間が悪い行為を行うと、怒ってしまう男の人。彼は洪水や地震を引き起こし、そして彼らはそれを神の行為と呼んだ。宗教の抑圧的な歴史にざっと目を通す、時間をかけて頂点から発展した影響から、さらに最も基本的な神話を明らかにする。』

例えば、キリスト教信仰の基本的な教えは、キリストの死と復活である。この概念は、非常に重要であり、聖書自体で「キリストが復活していなかったら、我々の教えとあなたの信仰は無駄になる。」と記している。しかし、この記述を文字通りに取るのは、非常に難しく、現世の歴史でこの超自然な出来事を記す主な出典がないだけでなく、死んでから復活したキリスト以前のたくさんの救済者に対する認識が直ちにこの話しを神話と関連付けられるのだ。テルトゥリアヌスのような初期の教会人物は、キリスト教とその以前の神話との関連を破るのに必死だった。これらの類似点があるのは、悪魔のせいだと主張したほどであった。2世紀に、「悪魔は真実を倒錯しようと、神とまったく同じような秘跡を真似した」と述べた。彼は自分の信者を洗礼し、罪の赦しを約束した。そして、パンの奉納を受取り、復活のシンボルを持ち込んだ。神についてのことを真似した。悪魔のずる賢さを認識しよう。しかし、一番悲しいのは我々が、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教や他のすべての宗教からの物語りが文学的歴史であると認識していながら、これらをありのままの姿、つまり信仰から由来した純粋な寓話であると受け入れると、すべての宗教がある共通な筋道を持っていることに気が付く。このすべてを一つに統合する要点こそが認識されなければならないのである。

他のどんなイデオロギーよりも、宗教ほど多くの分裂と衝突を引き起こしたものはない。

キリスト教だけでも、34,000の下位集団を持つ。聖書については、色々な解釈が出来る。それを読むとき、人はこう言う。「イエスがこのことを意味した。ショベはあのことを言っていた。いいえ、違う!こういう意味だよ。」

『ルター派、セブンスデーアドベンチスト、カトリックがあり、分裂している教会は、完全に教会でなくなる。すべての有神宗教のトレードマークである分裂は、我々が気付かなかった、二番目のことにつなげる。』

それは、生命の共存関係への拒絶から生まれた間違った分裂の考え方である。現実についての概念は非常に発展かつ変化し、さらに根絶したりもするすべての自然システムが創造されるものという以外に、我々はすべてのシステムは、事実上、会話のためだけに発明されたかけらである。自然の中で独立というものはないからだ。自然全体は、生物が相互依存する統合されたシステムであり、それぞれの原因と反応は、集約した全体としてのみ存在する。環境につなぐ線が見えないので、我々が自由にうろついているように見える。酸素が無くなったら、私たちは皆すぐに死んでしまう。植物がなくなっても、皆死ぬ。太陽無しでは、植物が死んでしまう。だから、皆お互いつながっているのだ。我々は本当に、全体を考えなければならない。これは人間だけの経験ではない。全体の経験である。植物と動物無しでは、人間は生存出来ないことを知っている。

『4つの元素なしでは、生き残ることは出来ないことも知っている。なら、いつからこれについて考えるようになるだろうか?そここそが成功を意味する。成功は、我々がどれぐらい自分の周りのすべてのものと関連付けられかによって決まる。私の孫がエチオピアで育たない限り、持続可能で、平和的、安定的かつ社会的に公平な世界を期待出来ないことを十分に承知している。インドネシア、ボリビア、パレスチナとイスラエルで育ったとしても、同じように期待出来ないだろう。コミュニティ全体について何かしなければ、深刻な問題になる。そして今、全世界をコミュニティとして見る必要がある。お互いを助け合わなければならない。人間だけのコミュニティでもない。植物や動物、元素を含むコミュニティなのだ。それを理解するのは大事である。それが私たちに、喜びと楽しみももたらすのだ。それが今の私たちの生活で欠けているものだ。我々はそれを精神性と呼ぶが、実際、喜びは、つながる幸福感から来るもの。それが本当に我々が物事を感じる一面であり、心の奥底で感じられる。とても素晴らしい感じで、経験すると分かる。お金からその感じを得ることはない。つながることから得るのだ。

「もしそれがこの国に危険でないなら、どうしたら核兵器を作り続けられるだろう?』

意味分かるだろう?我々が一つであることに気が付いた時、武器産業に何が起こるだろう?経済がつぶされてしまうのだ。いずれにせよ、経済は偽物だ。本当に困ったことになる。政府がなぜ無条件の愛と経験する考えに対して、厳しくしているかが分かるだろう。

「武器の無い事実と無条件の愛が、現実に対して最終的に物を言うと信じている。」

マーティン・ルーサー・キングジュニア博士、1929年 〜 1986年

我々の個人的な存在の統合が、完全に世界の他のすべての物による統合に依存していると理解すると、真に、無条件の愛の意味を理解することになる。愛は延長するものであり、すべての物は自分自身、そして自分自身をすべての物として見ると、条件を付けることはもう出来ない。我々が同時にすべての物であるからだ。もし皆が星の中心から来ていて、すべての人にある一個一個の原子が星の中心から来ているなら皆が同じである。

コカコーラの自動販売機またはバッファローの路上で捨てられたタバコの吸い殻でさえ、星から由来した原子から作られたのである。これらは何千回もリサイクルされていた。私たちと同様に。したがって、そこら辺にあるものは、私自身である。なので何が怖いの?なんで慰めを求める必要があるの?理由は無い。何も怖がることがない。すべて我々自身であるから。問題は、我々は生まれる時に分離されて、名前と身分が与えられ、個性化されるのだ。我々は、全体から離され、宗教がそれを利用している。人は再び、全体の一部になりたいと望んでいる。宗教はそれを利用して、それを神と呼び、神にはルールがあると言っている。冷酷なことだと思う。君には出来る、宗教なしで。人間社会の違いを調べる地球外の訪問者が、類似点に比べて、違いがわずかであると分かるだろう。私たちの生活、過去と未来は太陽、月と星に深く関連している。人間は自然のすべてを構成する原子と、すべてを創造した力を見ている。宇宙に対して目と耳、思想や感情を統一して人類の起源について疑問を持ち始めた。我々自身と自然を見つめると同時に、人類の進化の道をたどっていって、我々がどのようにして、地球に生まれて来たのかについて考える。私たちは生物とこの星に忠誠を尽くす。地球のために物を言う。自分ら自身のためだけでなく、我々が出現した古代宇宙のためにも、生き残りと繁栄する義務がある。我々は一種の生命体である。我々は星の光を獲得している星の物質である。

- カール・セーガン、1984年 〜 1986年

統合を呼びかける時が来た。時代遅れの社会システムがバラバラに壊れている。

皆の面倒を見てくれる、誰もが自由な持続可能な地球社会の実現のため、力を合わせよう。どんな個人的な信念も、生活の必需品と比べたら無意味になる。人間は皆、裸で生まれ、暖かさや食物、水、住む場所を必要とする。他のすべてが補助的なものである。そのため、今最も重要な問題は、地球の資源をいかに賢く管理することである。

これは、金融システムでは決して達成することが出来ない。

利益の追求が自己利益の追求であり、それによって不均衡が常に付きまとうから。それと同時に、政治家は無用である。我々の生活の真も問題は、政治ではなく技術である。また、人間を分離する宗教のようなイデオロギーは、その価値、目的は、社会関連性について、社会で強い意見の反映が必要である。時間が経つにつれて、宗教がその物質主義と迷信的基礎を無くし、哲学の有用な分野に転移することが望ましい。実際、今日の社会は後退している。政治家らが創造、統一や進歩の代わりに保護とセキュリティについて、常に離しているからである。米国だけでも、毎年防衛には、約5,000億ドルを費やしている。それは、アメリカのすべての高校生を4年制大学に送るのに十分な金額である。1940年代、マンハッタン計画で最初の本当の大量破壊兵器を作り出した。このプログラム、莫大な出費で13万人を雇った。あの科学者グループが人を殺害する方法に取り組む代わりに、持続可能で、豊かな世界を作ることに精を尽くしたら、我々の今の生活がどのようなものになったかを想像してみよう。もしそれが彼らの目標だったら今日の生活は非常に違ったものになっただろう。

大量破壊兵器の代わりに、何かはるかに強力なものを解き放つ時が来た。

兵器の大量生産(Weapons of Mass Creation, WMC)

我々の真の神性は、創造する能力にあるのだ。現実の創発的な性質によって導かれながら、生命の共生関係を理解することで、我々に出来ないことは何も無いのだ。もちろん、変化を拒む権力構造という強力な障壁に直面している。これらの構造の中心部にあるのは、金融システムである。前に説明したように、部分準備制度は債務による奴隷制であり、社会が自由になるのは、文字どおり不可能である。まして、自由市場資本主義は、自由貿易の形で、債務を利用して、世界を監獄の中に閉じ込め、国々を一握りの大企業や政治権力の言いなりになるように操作している。これらの明白な不道徳を言わずにしても、システム自体は競争に基づいているため、社会全体の福利のための大規模な協力を直ちに破壊してしまうのだ。よって、本当のグローバル、持続可能のための試みをすべて麻痺させてしまう。金融企業構造は、もう時代遅れで、この構造から脱却する必要があるのだ。もちろん、我々は企業と金融のエリートたちが権力と支配力を失わせるこの考えに従ってくれると未熟に思うことは出来ない。そのため、非常に戦略的かつ平和的な行動を取る必要がある。行動の最も強力な道筋は簡単である。人々の意志を変えることによって、強制的に権力体制を世間の意思に従わせるのだ。システムを支持するのを止めなくてはならない!彼らの終わりの無い欠陥や腐敗を知りながら、我々が参加し続けて来たが、今からそれを拒否することが、体制に変わってもらえる唯一の方法である。我々のプランを推奨するからって彼らは金融システムを諦めることはないだろう。このシステムが失敗して、人々が、選ばれた権力者に対する自信を失うようにしなければならない。もしビーナス・プロジェクトが主な代替案として提案されるなら、それは大きな転機になるだろう。そうでない場合は、私はその結果が怖い。今の傾向を見ると、我々の国が倒産するだろう。暴動と完全な社会的崩壊を防ぐために、この国は軍事独裁政権に変化するかもしれない。一度、アメリカが崩れれば、ほかの文化も同様なことになるだろう。

今の時点で、世界の金融システムが、自身の欠点のため、崩壊の危機に瀕している。

2003年に、通貨の会計監査官が米国は、国家債務の利息を10年経たないうちに払えなくなると述べた。理論的に、これは米国経済の総破産を意味し、世界への影響も計り知れないものになる。部分準備ベースの金融システムは、その拡大が理論上の限界に達し、今、浮上してきた銀行の失敗は、ただの始まりにしか過ぎない。これがインフレが急騰している理由であり、負債額は記録的なレベルに達し、腐敗したシステムを救済するために政府は新たな資金を流失させている。銀行を維持する唯一の方法は、もっとお金を作ることである。更なる債務とインフレを作り出すこと。状況が好転し、誰もが新規な融資を作ろうとせず、人々が現在のローンを役々支払えなくなるので、債務不履行が増えるのは、ただ時間の問題である。それからは、資金の膨張が止まり、前例の無い規模で、収縮が始まるだろう。

一世紀に渡る、長いネズミ講を終えるのだ。

これは既に始まっている。したがって、この弱点を我々の利点として使い、この金融的失敗の実態を暴露しなければならない。

ここにいくつかの提案がある。

銀行の詐欺を暴露する。シティバンクやJPモルガンチェース、バンクオブアメリカは、腐敗した連邦準備制度内で最も強力な支配力である。これらの機関をボイコットする時が来た。もしこれらの銀行口座またはクレジットカードを持っているなら、別の銀行にお金を移すと良いだろう。別の銀行と住宅ローンの借り換えをしている。彼らの株を持っているなら、売ると良い。彼らに雇われているなら、辞めれば良い。この行動は、民間銀行カルテルの背後にある真の権力、つまり米連邦準備理事会に、軽蔑を表現する。そして銀行システム自体の不正行為に対する認識を作り出す。

二つ目。

 テレビのニュースを消そう。インターネット上に出現しつつある独立した報道機関からの情報を見ると良いだろう。CNN、米NBC、ABC放送、フォックスは、現状を維持するために、ニュースはすべて前もって検閲されているのだ。4つの企業がすべての主なメディアを所有しているので、客観的な情報を得るのは不可能である。

これはインターネットの真の美しさである。

情報の自由な流れがあるため、体制はコントロールを失いつつある。インターネットを守らなければならない。我々の本当の救世主であるからだ。

三つ目。

あなた自身と家族、またはすべての知人に軍隊に入らせてはならない。これは時代遅れの組織であり、もう無用になった体制を維持することにのみ使われている。イラクにいる兵士は、人々のためではなく、米国企業のために働いている。プロパガンダが我々に、戦争は自然に起こるものであり、そして軍隊は尊敬されるべき組織であると信じるように強制している。戦争が自然であるなら、なぜ外傷性ストレス障害を持つ退役軍人が、毎日18人自殺しているのだろうか。もし軍人になるのは、そんなに光栄なら、なぜアメリカのホームレス人口の25%が退役軍人なんだろうか?

四つ目。

エネルギー企業をサポートするのを止めよう。一戸建て住宅の場合は、電気を消しなさい。クリーンなエネルギーで家を自己維持出来るあらゆる方法を調べると良いだろう。太陽、風力、およびその他の再生可能エネルギーは今は消費者が受け入れられる価格で手に入る。価格が延々と上昇していく伝統的なエネルギーのことを考えれば、長期的には、安い投資になるだろう。運転するなら、最も小型な車を買い、普通の燃料よりも、ハイブリッド、電気或いはその他の転換技術を考えると良いだろう。

五つ目。

政治体制を拒否する。民主主義の幻想は、我々の知性に対する侮辱である。金融システムには、真の民主主義なんてない。初めから存在したことがない。2つの政党とも、同じ企業ロビイストのグループが所有するものである。企業らが政治家を彼らの地位に着かせ、メディアによって人工的に人気を作り出している。腐敗が常に付きまとうシステムでは、数年ごとの人員変更にはあまり意味が無いのだ。この政治的ゲームに本当に意味があるように装うよりも、この体制の失敗をどやって超越するかに集中力を注ぐと良いだろう。

そして、六つ目。

この運動に参加する。thezeitgeistmovement.com に行って、社会変化を求める、世界がこれまで見たことが無いほどの最大規模の運動に協力してください。腐敗が付きまとう現在の世界体制について、すべての人々を動員して教育しなければならない。たった一つ本当に持続出来る解決策とともに地球の天然資源が人類の共通の遺産であると宣言し、技術の実際の状況と、戦争よりもどのように世界が一丸となって取り組めば、皆が自由になれるかをすべての人に教えるのだ。あなたが決めることだ。あなたは、無駄なエンターテインメントと物質的ごみで自分を慰めて、世界中で続いていく戦争、不況と不正を目にしながら、これからも金融システムの奴隷でいることが出来るし、誰も取り残さない、すべての人間をサポートする現実的な能力を持つ本当に有意義で、永続的な、全体的な変化に、自分のエネルギーを集中させることが出来る。しかし、最終的には、最も関連性を持つ変化は、まずあなたの中で起こらなければならない。本当の革命とは、意識の革命である。まず、真実であると我々に思わせてきた、注意をそらせる物質的な声を取り除く必要がある。我々の真の経験から来る統一性の信号を発見し、増幅し、位置を合わせる。あなた次第である。  「これらすべての議論と離しをしてきたのは、心に根本的な変化をもたらすことが出来ないかどうかを見るためである。物事を有りのまま受け止めるのではなく、理解すること、中に入り込んで調べて、探し出さなければならないすべてのことに、あなたの心と意識を集中すると良いだろう。違った生活の仕方、しかし、それはあなた次第である。他の人ではない。心の中では、先生や生徒、指導者、グル、マスターも、救世主もいないのだ。あなた自身が先生であり、生徒、マスター、グル、そして指導者である。あなたはすべてである。そして、理解することは、物事に変化をもたらすことである。」

[j. krishnamurti、クリシュナムルティ]

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